気持ちよく眠り、集中力を高める整体入門 骨盤にきく (文春文庫 健 4-1)

著者 :
  • 文藝春秋
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  • Amazon.co.jp ・本 (226ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167767013

感想・レビュー・書評

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  • 野口整体をベースにした独自の骨盤調整は、自宅で出来る手軽さがウリ。お腹の部位別硬さや寝相でもわかる体癖診断など悩みの症状別に解説されています。

  • ダンスの先生がオススメしていて読んでみた本
    (再読)

    骨盤の構造や特徴、という基本的な部分から、
    集中しているときの骨盤
    感情と骨盤の関係性
    生理や出産との関係性
    ひいては対人関係、コミュニケーション等いかに影響しあっているかがやさしい言葉で綴られている。

    本当にそんな部分まで関連してるのか?と疑問に思うところもあったが、寝相と身体の緊張してる部位など自分に当てはまる話もあったので、全て鵜呑みにせずとも骨盤を大事にケアしていきたいと思った。

    体癖という考え方でカテゴライズして、「あなたはどういうタイプか」「どのようなゆるめ方を実践すればいいのか」ということを書いていて面白い。

  • 親子や兄弟で同じ寝相になっている理由がわかった気がする。
    骨盤を緩めるための特定の姿勢があり、骨盤を緩めてリラックスを求めると自然とその姿勢になるとのこと。
    面白かった。もう一回読みたい。

  • 書かれているストレッチ?は気持ちよかったですが、
    内容的には骨の位置とか私には難しかった。

    体を無理に正しく強制していくのではなく、不調を起こしながら身体自身が調整しようとしているという考え方。

  • 単なるノウハウ本ではなく、ある種の生き方本でもあって、とてもいい本でした

  • 2009/4/10購入分

  • 骨盤矯正に取り組む第一歩。骨盤の柔軟性を高めたいと思う。

    【いちぶん】
    身体で感じるということは、「見る」よりも「聴く」感じに近い。(中略)答えはどこか別のところにあるのではなく、常に身体の内にある。

  • 腰痛や肩こりなどの症状を関節をバキバキさせて治すという「整体」のイメージを一変させられました。
    身体のバランスを整えて、自然に治ろうとする力を促すものだということがよく理解できました。
    特によく「眠る」ことで身体の歪みが正されていく、というところなどは新鮮、漢方などと同じく東洋医学の奥の深さを感じます。

  • 身体があまりにも辛くて藁にもすがる思い。

  • 「不安とは身体が生むのであり、不安という感情では根拠がないのです」「自己というのは、身体と身体の間に、互いの反応の中に生まれるものです」―印象に残った言葉を抜粋してみたが、実際、人間の思弁というのは思った以上に身体に既定されているものなのかも。古典となった野口春哉『整体入門』を21世紀の現代にアップデートしたかの様な本書は、より現代の身体感覚に寄り添った見地からの整体法を分かりやすく解説している。身体からみた人間というのは脳からみた人間とまた違い、精神的リズムや性格により根ざしている感じがあるのが面白い。

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著者プロフィール

1950年川崎市生まれ。東京大学教養学部中退。現在、身がまま整体 気響会主宰*。20歳台半ば、自身の腰痛をきっかけに〈整体〉に出会う。その後「野口整体」の思想に触発されながら独自の整体法の技術を作り上げ、「身も心もチョット楽になる方法」を提言している。著書に『整体からみる気と身体』『自分にやさしくする整体』(ちくま文庫)、『整体 楽になる技術』(ちくま新書)、『女と骨盤』(文藝春秋)などがある。
*「身がまま整体 気響会」の電話番号は非公開ですが、講座などの情報はTwitterの「身がまま整体 気響会 @migamama_bot」にてネット閲覧できます。

「2018年 『日々の整体 決定版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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