宝塚読本 (文春文庫 な 59-1)

著者 :
  • 文藝春秋
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本棚登録 : 93
感想 : 16
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  • Amazon.co.jp ・本 (246ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167776015

作品紹介・あらすじ

羽根とスパンコールで舞台を彩り、どんな悲劇にも必ず楽しいフィナーレが。そんな健気で能天気なタカラヅカだからこそ、キビシイ時代を生きる私たちの元気の素になるのかも!?観劇のお作法、歌劇団の仕組み、歴史、ファンの生態、チケットの入手法などなど、清く正しく美しいタカラヅカをのぞいてみたいアナタの疑問に答えます。

感想・レビュー・書評

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  • ついつい宝塚かつてないほどの騒動まもない頃に読むことになったけど、宝塚歌劇が大好きな著者が宝塚愛を語るとともに、わりと初心者向きの前知識を教えてくれる。自分でも説明つかないけど好きという各界ファンにありがちな愛がこもった本。あまり初めて知るような話はなかった気がする。

  • 宝塚に興味を持ち始めたらおススメしたい本。
    コンパクトにまとまっていて、読みやすい。まず知りたいことが端的に書かれているし、著者の宝塚愛を感じる。

  • 宝塚を見始めたので、基本的なことを知ろうと思い読んでみた。
    組ごとにカラーがあるとか、春日野八千代さんのこととか、知らないことがいろいろわかって良かった。

  • タカラヅカに興味を持ち始めたら是非手に取りたい本。イロハの知識がQA形式も交えて網羅され、ヅカを語る上で欠かせないファンの生態までオモシロく紹介されている。文章もこなれててまとまりが良かった。

  • 宝塚ファンが、主に非宝塚ファンに向けて「宝塚とは?」を解説した本。

    ファンの生態やファンの掟、「一般の人々」が誤解しているようなことなどをやさしく解説。軽く読めて、良い。

  • 脳を休めるには最高の本でした。ファンの筆者がファンの立場から書いた本。ファンである私には「あるある」「いや~違うし・・・」などの連続でした。すでに私は筆者のいうところの宝塚への想いが「恋」から「愛」へと変化したぬる~いファンだけど「消費者金融も宝塚歌劇も、ご利用は計画的に」には爆笑!実施させて頂きます。しかし中本さん、「マンネリルール」で「ファンには意外と好まれない大御所演出家」と書いて演出家名を伏せて作品名を挙げるなんて・・・。いや、楽しめました。

  • 興味はもったけどあまり周辺事情を知らない現在にちょうどよかった。
    予備知識や考え方もそこそこ。

  • タカラヅカ入門書、みたいな。すごいなぁ、一回観てみたい。

  • ジャケ買い。
    宝塚ファンの人にはつまらないだろうけど、宝塚という文化に興味があるだけの人間にはとても面白かった。ジェンヌさんに気が強い人が多いのは当然だわな。

  • 宝塚初心者ですが、劇団のしくみとか組ごとのカラーとかファンの生態とか、かなり分かり易かったです。ぜひ見に行きたい!

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著者プロフィール

1967年生まれ。山口県周南市に育つ。東京大学法学部卒業。「NPO法人企画のたまご屋さん」副理事長。株式会社リクルートに勤務ののち2000年に独立し、「働き方・学び方・遊び方」をテーマに執筆活動を展開。2004年より、本を書きたい人と出版社の出会いの場を演出する出版エージェント「NPO法人企画のたまご屋さん」の運営に携わる

「2009年 『著者の素』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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