アンダー・ザ・ドーム 2 (文春文庫 キ 2-41)

  • 文藝春秋
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感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・本 (569ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167812270

感想・レビュー・書評

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  • 2巻読了、3巻に進みます!
    没入!おもしろき。
    ドームに囲われた街で起こる悪事。
    ビッグ・ジム、悪者すぎ!
    よき人間チームがんばれ!

  • ◯ミサイルぶっこんでも強酸ぶっかけてもびくともしない「ドーム」(>_<)(にしても、ほんッと本作米軍のやることって何から何までぜんぶ雑だな〜)
    ◯住民たちによるスーパー略奪——たった2日3日でこんなザマに?( ゚д゚)ポカーン......と10年前なら思ったかも知れないけど、昨今の米国民度の低下具合(*)を見てると何の不思議も感じなくなった (T_T)。むしろ(形ばかりでも)住民たちの良心呵責描写がなされている方に違和感いだいちゃったくらい......(´ε`;)ウーン…
    ◯悪ガキどもが臨時雇いの警官に——まさに「時計じかけのオレンジ」を彷彿とさせる悪夢(>_<)
    ◯レニー父子、次々と人を殺しまくりその罪をぜんぶバービーになすりつける(>_<)(それをあっさり信じ込む警官たちも警官たちだけど......)
    ◯バービーの依頼でガイガー計測してた子どもたち、ドーム発生源(?)に近づきすぎてバタンキュー(>_<)
     等々。
     
     50〜60年代B級映画風のチープSF展開はご愛嬌として、本作最大の読ませどころはやっぱ追い詰められた人間たちの苦悩と醜態と愛憎のドラマなんだろうな(そっちもまたテンプレばかりで(善玉と悪玉とがはっきり描き分けられてるとことか)相当安っぽいっちゃ安っぽいけど)。
    (ハロウィン幻想でうなされる子どもたち描写等も含め)おんなじようなこと何十年も繰り返し繰り返し書き続けて、よく飽きないもんだな〜、とほとほと感心。
     まあ、圧倒的な筆力で何だかんだ言っても結局面白く読まされちゃうんだけど。
    (以下続刊)
    (*『950ドル(約10万円)未満の万引きや窃盗を重罪に問わないというカリフォルニア州の州法によって万引きが横行し、耐えられなくなったドラッグストアやディスカウントストア、スーパーが次々に閉店している。日中に堂々と大きなバッグに商品を詰め込み、店員は関わるのを避けて盗み放題』マイナビニュース2022/03/08 より)
    2024/01/08
    #4814

  • レビューは最終巻にて

  • 中々、ドラマのようにはならないが、ジム嫌な奴だな。感想は最後に。

  • 2017/5/11購入
    2018/8/18読了

  • 【スピルバーグ製作TV化。10月よりBS Dlifeで放映開始】小さな町を突如覆った巨大で透明なドーム。破壊不能のドームに封鎖された空間に恐怖と狂乱が充満する。帝王キングの新たなる代表作!

  • 謎のドームに閉じ込められた町の住人たちの恐怖と狂気を描くキングの長編。外部からのミサイル攻撃さえ無効なドーム内では、混乱に乗じた暴力による恐怖政治が始まろうとしていた。悪意が悪意を呼ぶ負の連鎖は「蠅の王」をちょっと思い出しますわ。

  •  アメリカの田舎町チェスターズミルは、ある日突然<ドーム>に覆われてしまう。

     <神>の存在について考えてしまった。
     イタリア歌曲によくあるフレーズ「Pieta Signore(神よ憐れみたまえ)」が頭の中をぐるぐるしていた。
     
     ドームに閉じ込められた状況であるのに、人は自分の保身や欲望をとめることができない。正しくあろうとする人もいるけれど、限られた空間の中ではあまりにも無力だった。
     絶対的な危機の前ですら変われない人間であるからこそ、憐れみが必要なのだ。

     そして<神>は芥川龍之介の「蜘蛛の糸」のお釈迦様が落ちていくガンダタを見るように、私たちを見ているのだろう。
     
     希望と絶望とが、共立している物語だった。

  • そろそろ感情移入できるようになってきた。

  • 話にどんどん引き込まれていく。

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著者プロフィール

1947年メイン州生まれ。高校教師、ボイラーマンといった仕事のかたわら、執筆を続ける。74年に「キャリー」でデビューし、好評を博した。その後、『呪われた町』『デッド・ゾーン』など、次々とベストセラーを叩き出し、「モダン・ホラーの帝王」と呼ばれる。代表作に『シャイニング』『IT』『グリーン・マイル』など。「ダーク・タワー」シリーズは、これまでのキング作品の登場人物が縦断して出てきたりと、著者の集大成といえる大作である。全米図書賞特別功労賞、O・ヘンリ賞、世界幻想文学大賞、ブラム・ストーカー賞など受賞多数。

「2017年 『ダークタワー VII 暗黒の塔 下 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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