未来の働き方を考えよう 人生はニ回、生きられる (文春文庫 ち 7-1)
- 文藝春秋 (2015年11月10日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (238ページ)
- / ISBN・EAN: 9784167904951
作品紹介・あらすじ
人生を二回生きるためには?先の見えない定年延長が囁かれる中、20代で選んだ仕事を70代まで続けるの?月間200万PVをほこる人気ブロガーが「人生を二回生きる」働き方を提案。刊行時から話題騒然の、ちきりんによる人生論が文庫化! 解説は柳川範之東大教授による「明るい働き方を実現するための指南書」。〈序章〉 ”働き方本”ブームが示すモノ〈第一章〉現状維持の先にある未来〈第二章〉世界を変える3つの革命的変化〈第三章〉新しい働き方を模索する若者たち〈第四章〉「ふたつの人生を生きる」〈第五章〉求められる発想の転換〈終章〉 オリジナル人生を設計するために
感想・レビュー・書評
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再読なので、流し読み。
人生100年時代になってきたのだから、40代で2回目の人生。自分にとって何が一番やりたいことなのかを考えようというもの。
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◎ ストック型からフロー型へ
貯金があっても自分で稼ぐ能力のない人、
貯金は無いけれど自分で稼ぐ能力のある人
長生きの可能性が高まるとフロー型であることがポイント
◎ 人間関係もフロー型へ
(これがめちゃくちゃ刺さった)
過去に築いた人的資産の質と量ではなく、何歳になっても新たな人的関係を構築していく能力が問われる時代。
過去のネットワークが切れても、その時点からまた新しい友人や、知人を作っていけかどうか、今後はそういったフローの力が問われるようになる。(フローの力=作り出す力)
◎ 理想の1日の過ごし方を書いてみる。「お金がないから無理」など条件をつけずただ自分が楽しいと思える理想の1日を書いてみる。 -
ITの発展、グローバル化、人生の長期化がさらに進む大変革の時代の中、どう働き、どう生きていけば良いのか。未来の働き方を考えるヒントにしたい本です。
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40代になると体力も気力も若いときのように無理もきかず。でも子育てが落ち着いてきたり先が見えてきたことで自由になれる部分もある。まだ少なくとも20年は働くしその後の人生も続くと考えると今ならまだやりたいことを探したり挑戦もできる。
好きなこと、こういう風に生きたいということをみつけて前に進みたい。 -
ちきりんさんの本はこれ以外にも数冊読んでいます、変化の激しい未来を自分で読み解き、将来幸せに生きるために働き方を考える
私自身、まさに今その時だと気付かされました
一歩踏み出す勇気‥ですね -
20代からの20年間と、40代から先の働き方を分けて考えようという視点が目から鱗でした。
社会のことをよくわからないまま就活し就職先を決めた学生時代。でも40代になれば自分にどんなことが向いてるかわかった上で仕事を選ぶことができる!
他にも間欠泉型の働き方や、高齢者のシェアハウス等なるほど!と思える発見がいっぱいありました。
もうすぐ40代になる前に、これからどう働いていくか、どんな人生を過ごしたいか、考える大きなキッカケになる本でした。 -
働き方について考えさせられる本。働き方について悩んでいる人にオススメの本だと思います。
私は40代で配偶者が精神的に不安定であるため、自身のキャリアをどうしていくべきか悩んでいますが、本書からさまざまなヒントをもらいました。
まずは自分がどうしたいのかを深く考えてから働き方を考えていきます。 -
人生100年時代になり、定年も70歳や75歳になるかもしれない時代に、今までのような1つの仕事を長く続けていく人生ではない生き方を考えることができる本。
40歳を境目に、第2の人生を歩むとすればどのような人生が考えられるか。
今の自分の仕事の延長線上に存在する将来のシナリオ・キャリア形成はなにか。
人生においての幸せとはなにか。
これらを考えながら、第2の人生を歩めるよう自分の可能性を模索していきたい。 -
約10年前の本なのに、的確に今の時代が予想されていて、具体的な対策まで書いてあり、働き方を考える上でとても役立つ。
好きなこと・やりたいことが見つかった人は、もうそれだけで最強! -
今この本を読むと、著者の予測した未来に確実に近づいていて、さらにもう直ぐ追い抜こうとしているぐらいの時代になってしまったと感じた。
より良く生きるためには「人生を2回生き」ようと説いていたが、もはやそれなしではまともに生活もできないのではないかと危機感を持った。
安定した会社にしがみつくことほど不安定な選択はないと書いてあったが、自分の持っていた漠然とした不安が明確に文字になっていると、否応にもリスキリングや新たな知識の獲得の重要性を認識させられる。