泣くなら、ひとり 壇蜜日記3 (文春文庫 た 92-3)

著者 :
  • 文藝春秋
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感想 : 35
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  • Amazon.co.jp ・本 (284ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167907174

感想・レビュー・書評

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  • 壇蜜日記も№3になりました。「泣くなら、ひとり」、2016.10発行です。日記の端々に「きらり」「はらり」を感じます(^-^) ①明けた、迎えた、始まった・・・、だからどうしたと昨日の残り物をたべる。②「自然な感じで」を繰り返されると、顔も体勢もどんどん不自然になるという撮影空間。③久しぶりに鏡でじっと見る己の尻。くすみとたるみで歪な形をしていた。初めて見掛けるホクロもあった。年を取った尻だがこれがいいという男もいるのでよしとする。④猫のトイレをスコップでならす。俗っぽい枯山水を作っているような気持になる

  • 壇蜜日記1が良かったから、2をとばして3。

    なんか、ドシッとしてきたというか、
    1のころの所在なさげな感じとも
    変わってきたんだなあ。

    どの箇所か忘れたけど、
    当たりだよ。満足か?のとこ
    だいぶすきです。

  • 2016/10/11 読了

  • 【初の短篇小説を特別収録!】寝起きの猫の匂いを愛し、見られてはマズイ画像を持っている人を心の中で数える。35歳女子のリアルで「蜜」な日常。文庫書下ろし。

  • 壇蜜さんのエッセイは品と毒があって好き。小説も素晴らしかった。

  • どんどん壇蜜さんの生活環境が整っていっているように感じる。収入が増えていってるんだろうなぁ、いいなぁ、と思いながら読んでいる。それなりの働きをされているので当然なんだけどうらやましく思ってしまう。お金ほしい。

  • 2021.7.3読了

    壇蜜さん、やっぱりいいなー。

  •  壇蜜さんの考え方は、慎ましくて、現実的で、小さなことに尊さを見出し、一方ですこし卑屈とも取れる程に謙虚だ。
     彼女の日々の中にはいくつもの哲学が含まれているだと感じた。



    好きな箇所は、
     「私は人間に向いていないので、わざとらしく人間のフリをしている。女のパロディは上手く演じるが、ドラマはからっきしだ。」

     タレントとしての生き辛さと恩恵を同時に消化している。



     『壇蜜日記』は、エッセイというカテゴリの中では一番に好きかも。
     リアルだから。

  • 短編小説「光ラズノノナヨ竹」

  • 小説、日記と地続きのようで不思議な感覚。嫌いじゃない。
    そんなにバッシングされるのかな、有名人は大変だ。

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著者プロフィール

壇蜜

1980年12月生まれ。昭和女子大学卒業後、多くの職業を経験。調理師、日本舞踊師範など多数の免許・資格を持つ。2010年に29歳の新人グラビアアイドルとして注目を集める。映画やテレビなど活躍の場を広げ、「結婚してみることにした。壇蜜ダイアリー2」(文藝春秋)、「壇蜜歳時記」(大和書房)、「どうしよう」(マガジンハウス)など著書多数。

「2020年 『三十路女は分が悪い』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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