池上彰のこれが「世界のルール」だ! (文春文庫 い 81-7)

著者 :
  • 文藝春秋
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (307ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167909352

作品紹介・あらすじ

平和は終わった!「イスラム国」からピケティ「21世紀の資本」まで、大困難の時代に必要な50の知識池上さんが「渦中の人」となった朝日新聞問題や川上量生さんとのスペシャル対談も収録。「日本が攻撃対象であることを名指しされる時代になりました。過去ののどかで平和な時代は終わりを告げたかのように見えます。では、どうすればいいのか。まずは「敵」を知ることです。歴史から現代が見えてくるのです。」――「はじめに」より【目次】ルール1 組織拡大術――「イスラム国」が急成長したわけルール2 トラブル解決法――間違いの謝り方が勝負だルール3 ホンネを見抜く――公開情報から推理するルール4 歴史の勉強法――社会人は教科書「世界史A」を読もうルール5 究極のリーダー術!?――独裁・中国はどこに行くルール6 お金、マネー、資本を知ろうルール7 交渉術、プレゼンテーションを磨けルール8 ビジネスのカギは科学にありルール9 インタビュー術!――「いい質問」をする秘訣

感想・レビュー・書評

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  • 最近、続けて読んでいる池上さんの作品。こちらは週刊文春に掲載されたコラムをまとめたもの。2015年ころの事象が題材なので少し古いが、ISや日本の集団自衛権、ピケティの「21世紀の資本」の解説、さらにはSTAP細胞騒動など、どれもわかりやすく解説されている。こういうコラムがあるなら、文春をチェックするのも悪くないかも。

  • 『週刊文春』で2014年2月~2015年2月に連載されたものを2015年3月に単行本にし、今年9月文庫本になりました。

    だから、連載時も池上さんはいろいろ工夫してくださっていますが、古いという印象は否めないです。

    そんななかで「科学に関する話題を私に理解させる能力のあるのは池上さんだけ」なので、この本でも読めて良かったと思いました。

    たとえば「STAP細胞」「エボラ出血熱」「燃料電池車」「福島第一原発」の話題です。

    まあ、本当は週刊文春を読んだほうがいいのでしょうけどね。

  • 毎日新聞を読んでいるに関わらず、ここまでの深い理解がなく、時事を分かっていたつもりだったのかと、反省させられる。

    自信のあるテーマを、意気込み読んでも、この著者の鋭い評論能力に掛かると、簡単に否定される。結構、コレが結構凹む(笑)。

    著者の入念な準備に裏付けされた官房長官との対談は、スリリングで印象深い。

  • 独裁とは怖い世界だ

  • 【歴史は繰り返す!】平和は終わった! IS、ピケティ「資本」、トランプ大統領の登場……大困難の時代に必要な五十の知識があなたを守り鍛える!

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著者プロフィール

池上彰(いけがみ・あきら):1950年長野県生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業後、73年にNHK入局。記者やキャスターを歴任する。2005年にNHKを退職して以降、フリージャーナリストとしてテレビ、新聞、雑誌、書籍、YouTubeなど幅広いメディアで活躍中。名城大学教授、東京工業大学特命教授を務め、現在9つの大学で教鞭を執る。著書に『池上彰の憲法入門』『「見えざる手」が経済を動かす』『お金で世界が見えてくる』『池上彰と現代の名著を読む』(以上、筑摩書房)、『世界を変えた10冊の本』『池上彰の「世界そこからですか!?」』(以上、文藝春秋)ほか、多数。

「2023年 『世界を動かした名演説』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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