- Amazon.co.jp ・本 (303ページ)
- / ISBN・EAN: 9784167910150
感想・レビュー・書評
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京都によく似た別世界にまぎれてしまった15歳のありす。そのきっかけは小学一年生の夏休み。別世界で右往左往しながら柔軟に対応していくのが微笑ましい。でもハチスとナツメがいなかったら?どうなっていただろう。
その世界の仕組みが少しずつ見えてくる。自分に嘘をついたりごまかしたりしているととんでもないことになってしまう。
自分が本当はどう思っているか、、、解らない時もある。これが本心と信じてたら大丈夫??詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
イメージ通り、かわいい夢いっぱいのファンタジー。
迷い込んだ?京洛の森で自分を見つめ、そして前を向く主人公がとてもかわいかった。
優しい世界だけれどそれはときに厳しくもある。それでもやっぱりなんて優しい世界なんだろうかと思った。
わたしだったらなんの仕事をしようかなぁ。 -
ありがとうって、ちゃんと言えることは大切。
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大好きな望月麻衣作品ですが、いつもの長編ではなく1巻完結だったからか、少し物足りない。
童話やファンタジー好きな若者向けの作品です。この物語の世界観では、横文字は違和感を感じました。
ハチスはしばらく幼いままで希望! -
これはまた大好きなファンタジー!(*^^*)現実世界で辛い目に会い、舞妓さんになろうと京都へ来た主人公のありす(^^)でも着いた場所は別の世界、京洛の森だった(・・;)牡丹(狸娘)が登場した時には有り得ないのに「有頂天家族の人かも!」(モリミーの)と思ったりして妄想を膨らませ、早い段階で蓮の事に気づいた時には「ありすも早く気づいて!」と応援したりして楽しかった♪まだまだわからない事が多い京洛の森だけれども、次巻を早く読んで世界に浸りたい(*^.^*)
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全体的にフワッとしてる。内容的には悪くないけどふわふわしているので、世界観等もっと作り込んできっちり書き込んでくれるともっとしっかりした話になったかなと思います。
ありすの成長が見えるところは良かったです。 -
なるほど軽量版ジブリ。さらっと読むにはちょうど良かった。けど、キャラにも世界観にも奥行きがある分、どうしても物足りなさが残ってしまう。まだ、色んな伏線回収できますよね!と。続編欲しいなあ。
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2018年2月文春文庫刊。現実の京ではない、別の京世界を描くファンタジー。現実に縛られない世界は、自由度が高くて良いのですが、構築が中途半端だと、興味を削がれてしまいます。もう一歩の緻密さがあれば良かったかな。
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序盤、時代設定がイマイチわからずにどう読み進めて良いのか戸惑ったけど、なるほどねー。
時代錯誤なありすの環境も、こー繋がるのかと納得。
ジブリっぽいなと思ってたら、望月さんはジブリのような作品を書き上げたかったそうで納得。
ハチスとナツメも可愛らしく、話全体もファンタジーらしさが満載で頭の中で想像できて楽しく読めた。