あしたのこころだ 小沢昭一的風景を巡る (文春文庫 み 37-3)

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  • 文藝春秋
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  • Amazon.co.jp ・本 (279ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167911911

作品紹介・あらすじ

俳号は変哲(へんてつ)、昭和ヒトケタの戦中派。蒲田で育った少年期、ハモニカ吹かせりゃ名人で、お医者ごっこもお手のもの。早稲田大学でオチケンを創設し、新劇役者を志す。映画や舞台に大忙しで、不惑を過ぎてはこの国の放浪藝を探求し、ラジオじゃ「あしたのこころだ」と叫びつづけて40年。俳優、エッセイスト、俳人、ラジオのパーソナリティと多彩な才能を発揮した〝異能の人〟小沢昭一について、ラジオ番組「小沢昭一的こころ」の筋書作家をつとめた著者が記した一冊。向島、下諏訪温泉、蒲田、亀戸天神など、小沢昭一が愛した馴染みの場所を訪ね、その足跡をたどる。盟友の加藤武、劇評家の矢野誠一と著者による鼎談を巻末に収録。

感想・レビュー・書評

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  • 著者と同じかわからないけど、文章一つ一つの映像が浮かんできた。このエッセイの映像作品を見たくなる。だから、誰か作ってください(笑)。著者と坂本さんとの会話は、どれも楽しく。もう一度読む。たぶん

  • 【十二月十日に七回忌を迎える?異能の人?の足跡】俳優や俳人、司会者として多才だった小沢昭一さんを偲び、ラジオの筋書作家を務めた著者が向島や蒲田など同氏の馴染みの場所を訪問。

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著者プロフィール

1956年埼玉県生まれ、小説家。慶應義塾大学文学部卒業。NHKに勤務、ディレクター、プロデューサーとして主に歌謡番組を担当。退職後、テレビ番組、音楽プロデュース等に携わる。2000年、「櫻川イワンの恋」で第80回オール讀物新人賞を受賞。『俳風三麗花』で第137回直木三十五賞候補。

「2018年 『鵺』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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