おやつが好き お土産つき (文春文庫 さ 49-4)

著者 :
  • 文藝春秋
3.65
  • (31)
  • (43)
  • (59)
  • (5)
  • (4)
本棚登録 : 1011
感想 : 56
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167918170

作品紹介・あらすじ

日常の娯楽、おやつの時間。銀座の名店から量販店のお菓子まで、甘いのもしょっぱいのも分け隔てなく食べ尽くします。かりかりサクサク、こってりあっさり。読んだらすぐに買いに行きたくなる。ページをめくるたびに、楽しいおやつの世界がひろがります。単行本未収録のエッセイも多めに入っています。さあ、召し上がれ!

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • ウエスト(20P〜)のお菓子と一緒にこの本を譲ってくれた先輩、粋。

    普段あまりおやつを食べないけど食レポ素敵でお腹が空く本。

    ミステリー好きとしてはマーロウのラムレーズンプリン、食べたいな。
    バレンタインと父の日の限定らしいのでその時期に湘南行きたい!

  • 坂木さんが出あってきたおいしいお菓子(*^^*)

    わかる、わかる、と思いながら読むお菓子もあったりして♪

    お菓子って幸せと一緒にあるものだなぁとおもうんですよ。
    それを味わうことができる楽しい一冊です✨

  • 銀座百店会刊銀座百点749号~769号(2017年4月~2018年1月)、両口屋是清刊いとおかしvol.18 2013年9月、クリエテ関西刊あまから手帖2017年5月号、ダ・ヴィンチ2017年3月号、小説 野性時代2015年5月号、扶桑社刊おしゃべりな銀座から、と書き下ろしを含めた27編のおやつエッセイと小説2編を2019年4月文藝春秋から刊行。銀座百点774号~786号(2019年5月~2020年5月)のエッセイ13編を加え、小説を除いたものを2022年1月文春文庫から刊行。お菓子の写真無しのパンフレットを見ているようで、あまり面白くなかったです。せめて写真でも載せれば良かったのに。

  • 流石、坂木さんと言わんばかりのお菓子の描写。
    本当に読んでいると食べたくなる。
    単行本の方に収録されていたお話がなくなったのは少し残念。
    個人的に和栗のモンブランが1番読んでいて食べたくなった。
    朝読まないでください。お腹が空きますよ。

  • 気軽に読めるお菓子のエッセイ。
    銀座がメインになっているので、行けるかなでもちょっと遠いなという微妙な距離感を感じつつ読む。

  • 「ごちそうさまでした!」読み終えるたびにそう口にしてしまう一冊です。食まわりの本が好きで、今月はバレンタインということもあり、こちらを手にしました。銀座のお菓子たちが作者の味覚と思い出で綴られています。食べることは生きることではありますが、生きるために食べるのでもなく、食べるために生きてみるというのも、人間らしい幸福のあり方のようにおもえるのはわたくしが食いしん坊だからでしょうか?




  • ほとんど銀座で食せるおやつのエッセイ。

    銀座三越のイベントで和菓子のアンを知り、そのシリーズが大好きになったので、もう一度イベントをして欲しい。
    そして松屋銀座の地下は本当に美味しいものが揃っていて、最近食べた神戸風月堂のゴーフレット3種は老舗の底力を見せてくれる逸品。

    知ってるおやつが多くていっしょにもぐもぐしてる気になった!
    どの描写も頷き倒し。

    職場であそこのナニが美味しかったよと話してるみたい。

  • おやつテロ注意!これを読む前に、お気に入りのおやつを用意しておくことをお勧めします。読んでいるうちにお腹が空くし、美味しいおやつを食べたくなるから。

    作家さん(文章のプロ)がおやつのことを語るとこうなるんですね・・・。伝わりすぎるというか・・・食べたくて食べたくて震える。
    気になるおやつが多くて、本を読み終えてから店舗情報や商品画像を検索しまくりました(笑)。それもまた楽しかったです。

  • 銀座を中心に色々なお店のスイーツを書き綴ったエッセイ。和洋折衷、どれも美味しそう。坂木さんのおかげで一人スイーツブームの私です。

  • 読みやすい短編集。わからないお菓子でも、坂木さんの表現のおかげで味が想像できる。物が食べたくなる。全く罪深い小説だなあもう!←

全56件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

一九六九年、東京都生まれ。二〇〇二年『青空の卵』で〈覆面作家〉としてデビュー。一三年『和菓子のアン』で第二回静岡書店大賞・映像化したい文庫部門大賞を受賞。主な著書に『ワーキング・ホリデー』『ホテルジューシー』『大きな音が聞こえるか』『肉小説集』『鶏小説集』『女子的生活』など。

「2022年 『おいしい旅 初めて編』 で使われていた紹介文から引用しています。」

坂木司の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
凪良 ゆう
坂木司
坂木司
原田 ひ香
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×