- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784167918170
作品紹介・あらすじ
日常の娯楽、おやつの時間。銀座の名店から量販店のお菓子まで、甘いのもしょっぱいのも分け隔てなく食べ尽くします。かりかりサクサク、こってりあっさり。読んだらすぐに買いに行きたくなる。ページをめくるたびに、楽しいおやつの世界がひろがります。単行本未収録のエッセイも多めに入っています。さあ、召し上がれ!
感想・レビュー・書評
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ウエスト(20P〜)のお菓子と一緒にこの本を譲ってくれた先輩、粋。
普段あまりおやつを食べないけど食レポ素敵でお腹が空く本。
ミステリー好きとしてはマーロウのラムレーズンプリン、食べたいな。
バレンタインと父の日の限定らしいのでその時期に湘南行きたい!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
銀座百店会刊銀座百点749号~769号(2017年4月~2018年1月)、両口屋是清刊いとおかしvol.18 2013年9月、クリエテ関西刊あまから手帖2017年5月号、ダ・ヴィンチ2017年3月号、小説 野性時代2015年5月号、扶桑社刊おしゃべりな銀座から、と書き下ろしを含めた27編のおやつエッセイと小説2編を2019年4月文藝春秋から刊行。銀座百点774号~786号(2019年5月~2020年5月)のエッセイ13編を加え、小説を除いたものを2022年1月文春文庫から刊行。お菓子の写真無しのパンフレットを見ているようで、あまり面白くなかったです。せめて写真でも載せれば良かったのに。
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流石、坂木さんと言わんばかりのお菓子の描写。
本当に読んでいると食べたくなる。
単行本の方に収録されていたお話がなくなったのは少し残念。
個人的に和栗のモンブランが1番読んでいて食べたくなった。
朝読まないでください。お腹が空きますよ。 -
気軽に読めるお菓子のエッセイ。
銀座がメインになっているので、行けるかなでもちょっと遠いなという微妙な距離感を感じつつ読む。 -
「ごちそうさまでした!」読み終えるたびにそう口にしてしまう一冊です。食まわりの本が好きで、今月はバレンタインということもあり、こちらを手にしました。銀座のお菓子たちが作者の味覚と思い出で綴られています。食べることは生きることではありますが、生きるために食べるのでもなく、食べるために生きてみるというのも、人間らしい幸福のあり方のようにおもえるのはわたくしが食いしん坊だからでしょうか?
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おやつテロ注意!これを読む前に、お気に入りのおやつを用意しておくことをお勧めします。読んでいるうちにお腹が空くし、美味しいおやつを食べたくなるから。
作家さん(文章のプロ)がおやつのことを語るとこうなるんですね・・・。伝わりすぎるというか・・・食べたくて食べたくて震える。
気になるおやつが多くて、本を読み終えてから店舗情報や商品画像を検索しまくりました(笑)。それもまた楽しかったです。 -
銀座を中心に色々なお店のスイーツを書き綴ったエッセイ。和洋折衷、どれも美味しそう。坂木さんのおかげで一人スイーツブームの私です。
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読みやすい短編集。わからないお菓子でも、坂木さんの表現のおかげで味が想像できる。物が食べたくなる。全く罪深い小説だなあもう!←