名門譜代大名・酒井忠挙の奮闘 (文春学藝ライブラリー 歴史 38)

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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784168130861

作品紹介・あらすじ

出世ルートから外れた御曹司、再起に挑む!四代将軍徳川家綱の大老を務めた酒井忠清の嫡男、忠挙(ただたか)。将来を約束されたはずの彼の人生は、父の失脚で、突如、暗転する。降格、閑職、奇病、困った親族、そして期待していた嫡男の早世……。これでもかと重なる苦難に、しかし忠挙は諦めない。新興大名・柳沢吉保と姻戚関係になり、時の老中と密接に連絡を交わし、意見具申にも精を出す。ひとえに、親族を救うため、家を守るため、そして将軍・綱吉への忠勤のため――。江戸時代中期、幕府官僚として生きた、ある御曹司の等身大の実像に迫る。文庫化にあたり、補論「酒井忠挙の妹・長姫の憂鬱」を増補。「本書では、家の格式だけでなく、人間力や人心掌握力も問われる徳川政治の厳しさを通して、順風満帆だったかに思われた御曹司エリートが苦労人として辛酸を嘗めるストーリーが語られる。それは現代人も共感できる歴史の教訓にもなっている」――「解説」・山内昌之

感想・レビュー・書評

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  • 【五代将軍綱吉の治世に生きた大名の実像と生存戦略】?下馬将軍?の異名をとった父の失脚で、酒井忠挙の運命は暗転する。一門の長として家の存続のために奮闘した、ある御曹司の一代記。

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