○視点?
ある対象を認識する立場のことである。人間は自分自身の「五感」を通して、自分自身の置かれた状態や状況からある対象を認識する。人間は個人の自覚の有無にかかわらず、自分自身の「視点」で対象を見、感知し、認識し、思考する。この認識の状態、状況が「視点」である。 (P7)
○視線の分類?
*「自」と「他」の対立する視点
*「自」の中の複数の視点(置かれた状況や状態によって変化)
○「視点をかえる訓練」が必要な理由?
1.「自他の区別」が認識できるようになる。
2.自分の意見を客観的な視線から検討できるようにする。
3.他人の視点(立場・意見)を理解し、尊重することができるようになる。
○訓練のための四つの段階?
1.「立場の違いは認識の違い」を教える→3年生
2.「第一人称と第三人称の概念」を教える→4年生
「動詞の能動的表現と受動的表現」を教える→4年生
3.「第一人称と第三人称視点」を教える→5年生
4.総合的な力を鍛える→6年生