言語技術実践シリーズ 2

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  • 明治図書出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (155ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784183154118

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  • ○視点?
    ある対象を認識する立場のことである。人間は自分自身の「五感」を通して、自分自身の置かれた状態や状況からある対象を認識する。人間は個人の自覚の有無にかかわらず、自分自身の「視点」で対象を見、感知し、認識し、思考する。この認識の状態、状況が「視点」である。 (P7)

    ○視線の分類?
    *「自」と「他」の対立する視点
    *「自」の中の複数の視点(置かれた状況や状態によって変化)

    ○「視点をかえる訓練」が必要な理由?
    1.「自他の区別」が認識できるようになる。
    2.自分の意見を客観的な視線から検討できるようにする。
    3.他人の視点(立場・意見)を理解し、尊重することができるようになる。

    ○訓練のための四つの段階?
    1.「立場の違いは認識の違い」を教える→3年生
    2.「第一人称と第三人称の概念」を教える→4年生
     「動詞の能動的表現と受動的表現」を教える→4年生
    3.「第一人称と第三人称視点」を教える→5年生
    4.総合的な力を鍛える→6年生

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著者プロフィール

つくば言語技術教育研究所所長。日本読書へのアニマシオン協会副会長。財団法人ソニー教育財団評議委員。平成18年度文部科学省言語力育成協力者会議委員。
日本サッカー協会コミュニケーションスキル専任講師、麗澤中学・高校非常勤講師、茨城県立中央看護専門学校非常勤講師、朝日カルチャースクール講師、
東京生まれ、中高4年間をドイツで過ごし、ドイツ式論理トレーニングを学ぶ。上智大学ドイツ語学科卒。丸紅勤務後、1984年にドイツ式作文教室を主宰、1990年言語技術教室開設(現つくば言語技術教育研究所)。
主な著書=『外国語を身につけるための日本語レッスン』『子どものための論理トレーニングプリント』

「2002年 『手のなかのすずめ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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