新任3年目までに身につけたい 困った場面をズバリ解決! 指導術

制作 : 土居 正博 
  • 明治図書出版
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本棚登録 : 76
感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (152ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784183265104

感想・レビュー・書評

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  • 「新任3年目までに身につけたい」とあり、教師として様々な場面(授業や学級経営、同僚との付き合い方など)の基本的な立ち振る舞いや言動について取り上げている。

    取り上げられているのは、どれも「あるある」な困ったことである。つまり、初任から数年の困ったことは多くの教員で共通しているということである。
    基本的なことではあるが、逆にこのようなことを初任者研修で教えられるわけでもなく、また先輩教員からも先に細かく教えられるわけではない(まずやってみて、うまくいかなかったらその都度アドバイスを貰うというイメージがある)
    「あるある」だからこそ予め知っておくことで、困った場面に遭遇しても、ある程度落ち着いて対応をすることができるのではないかと思う。

    参考文献を載せているところが良かった。

    以下、個人的に新たに知ったところ。
    ・書くのに困っている生徒には、自分で書くか隣の生徒のものを写すか選択する(生徒同士で写させてもらう・見せてあげるという信頼関係を築くことが大事)
    ・金曜日の帰りの会前に全員で整理整頓の時間
    ・「それでどうしたらいいと思う?」「〜〜さんはどうしたい?」という問いかけ。

  • 書くか写すか選択する
    事前にペアトークやグループトークしてから列指名とか
    提示する時間は予定より短く。少しの延長になっても大丈夫。
    毎回毎時間伸ばすとだらける
    説明は極力教師やできるこの実演
    遅刻続くならどうしたら時間守れるかいっしょに考える
    遊んでおくれた!遅れた分5分休み時間削る
    ロールプレイング
    金曜日の帰りの会前に全員でせい整頓の時間
    月曜日筆箱チェック
    片付け得意な子に工夫を聞く
    宿題忘れ見届ける仕組み
    それでどうしたらいいと思う?
    〜〜さんはどうしたい?

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著者プロフィール

1988年,東京都八王子市生まれ。創価大学教職大学院修了。川崎市公立小学校に勤務。国語教育探究の会会員(東京支部)。全国大学国語教育学会会員。全国国語授業研究会監事。教育サークル「深澤道場」所属。教育サークル「KYOSO's」代表。『教師のチカラ』(日本標準)編集委員。

「2022年 『子どもに一発で伝わる! 説明の技術』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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