ふしぎの森のマリー (アニメージュ文庫 N- 80 ナディアストーリーズ 2)
- 徳間書店 (1992年12月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (194ページ)
- / ISBN・EAN: 9784196696629
作品紹介・あらすじ
ネオ・アトランティスとの戦いから10余年。幼なかったマリーも美しく成長し、いまは看護婦として忙しい毎日を送っている。しかし彼女もお年頃。はじめての担当患者、シュマッツに淡い恋を抱くようになっていた。と、そこへ重傷を負ったサンソンが担ぎ込まれた。不思議な再会を果たしたふたり。マリーの恋心を察したサンソンは彼女のためにシュマッツの身辺を探り始める。ところが彼には意外な秘密が隠されていた…。
感想・レビュー・書評
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ふしぎの海のナディアの後日譚。本編のエピローグでサンソンとマリーがくっついていたのにつながる外伝。看護師を目指すマリーの不思議な体験と恋心をつづる。
作品中のマリーとサンソンのやりとりはちょっと微妙。最後の種明かし、バトルも今一つ、読後感はなんだかすっきりしない。蛇足だと思う。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
あの戦いから10年経てば、小さな女の子は
年頃の女性にかわるもの。
あの子が看護婦になっているのは驚きですが
白服のっぽが患者になって暴れてるのは納得です。
あのアニメの最後から、幸せ風景の間、に
こんな話が詰まっていたとは…。
最初からああなってたのかと思いましたけど
さすがにそんなロリコン状態はなかったようで。
自分を押し殺してアドバイスをしているのに
そこは大人にならなくても!
かと言って、恋に走ってしまっている少女に
何も言える事はなく…。
それなのに相手のために頑張る姿を見ると
彼が彼女に語っていた内容を思い出し
しょんぼりしてしまう気分です。
最後はきれいにまとまってる感がありますが
結局この後、戻った全員に待っているのは
確実に説教です…w -
アニメ最終話ラストの23歳差夫婦爆誕に度肝を抜かれ、あれこれ調べる内にこの本に行き着きました。
23歳差夫婦爆誕までの軌跡を描いた作品なのかと思いきや、サンソン→マリーに始まりサンソン→マリーに終わる、しかも年齢差云々というよりは愛に年齢など関係無いと言わんばかりの話で、色々期待とは違う内容だったんですけど、存分に楽しませていただきました。
メディアミックスだとどうにもキャラや世界が変節しがちで、そういういのが苦手な身なのですが、この本はアニメそのままのキャラがアニメと同じように暴れ回る姿が自然と思い描ける、楽しいメディアミックス作品でした。こういうのいいなあ。
で、爆誕までの軌跡は脳内補完すればいいいですかね(肩をほぐしながら) -
2014年2月9日
イラスト仕上げ/IGタツノコ
カバーデザイン/真野薫 -
ネオ・アトランティスの戦いの後、成長したマリーは看護婦として働き始める。その最初の患者、シュマッツは若くて素敵な男性だった。同じ日に深い傷を負ったサンソンが入院してくる。マリーはサンソンにシュマッツを好きになってしまったと告げる。マリーのことが気になるサンソンは、こっそりシュマッツのことを調べ始めるが・・・。
1より面白かったです。マリーとサンソンがいずれはどうなるか知ってるだけに、気になりました。
シュマッツの正体が以外だったのと、グラタン(カトリーヌ2世)が登場したのが良かったのでしょう。