隋唐演義 1 群雄雌伏ノ巻

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  • Amazon.co.jp ・本 (247ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784198603038

感想・レビュー・書評

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  • 中国演義もの。中国古典的小説はあまり読んでいないが(もっとも有名どころはそんなに多くないはず)中国小説の調子といってイメージする調子とは違うような気がする。内容は演義風の内容。でも章回ものな割には、章の間でのひっぱりがないような。これは訳したときに変えたのであろうか?

  • 蘭陵王の少し後の話。
    有名な三國志の後の魏晋南北朝時代の末期、隋が天下統一するところから描かれてます。
    翻訳なので田中芳樹らしさが、あまり感じられませんが、中々面白い作品です。
    群雄雌伏の巻と言う事で、後の英雄達は、下積みの時期で唐の高祖皇帝になる李淵や李靖、秦叔宝、単雄信、魏徴などが交流を結んで行く過程が描かれている。
    そして世界史でも暴君で名高い隋の煬帝が兄を追い落とし、父を殺し皇帝に即位して、次巻に引き継がれていく。

  • 隋唐演義は田中芳樹さんがまだ翻訳に慣れていない感じがして微妙。

  • 全5巻。私が読んだのはハードカバーでしたが、文庫でも出ています。
    もともと中国歴史物は好きですが、表紙の皇なつきさんの絵に惹かれて読んだという噂も(笑)。
    書名のとおり、隋から唐へ王朝が移り変わる間のお話。
    メジャーなところで、隋の煬帝の大運河建設は何の為につくられたのか? …とか、唯一の女帝である唐の則天武后(←正しくはこうは言わないという話を聞いたような)の話、あとは玄宗と楊貴妃の話などでしょうか。
    秦叔宝を中心とするお友達衆は義理人情の人達でそれぞれ魅力的ですが、最後はちょっと悲しいかな。<単雄信とか特に。
    個人的には女将軍・勇安公主こと竇線娘と男装の麗人・花木蘭なんてツボでしたね。

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