- Amazon.co.jp ・本 (571ページ)
- / ISBN・EAN: 9784198612504
感想・レビュー・書評
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ジュネーブのWHO本部ビルがエコテロリスト緑の戦士によって占拠された。緑の戦士の要求は世界中のBL-4施設の閉鎖。テロリスト掃討に米国の細菌生物兵器専門特殊部隊のホワイトベレーが投入され、鎮圧に成功する。その際の指揮活躍が認められた黒人の国防長官アルフレッド・キングが次期大統領となる。日本人遺伝学者の井坂博史は卓越した頭脳を乞われ米国MITに教授として赴任後、誘拐されて国際的な陰謀に巻き込まれる。
分子生物学の進歩、生殖医療による命の選抜、世界人口の爆発などがテーマの小説。前半は伏線が多く、読み進めるのが大変だった。後半は一気に話が進むが、拙速な印象も。大統領や科学者といったエスタブリッシュされた人々の会話の語尾までが「〜だろ」、「〜でしょ」と某巨大掲示板の罵り合いを見ているかのような表現で、ちょっと興ざめした部分があった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
再読。(初回読了日不明)
日本人遺伝学者の伊坂は巨大な陰謀に巻き込まれる。
人口抑制のため人種差別的な思想によってウイルス兵器を作る者達。
それを阻止すべく暗躍する者達。
一見、関係のなさそうな事柄が複雑に絡み合い、ラストまで一気に読ませる。
面白かったが、ラストはあれでいいものか……と思ってしまう。 -
全くもって読みあきまセン。ページを開くとスルスル進む。専門的な難しい話が分かりやすく書いてあるので全く困らない。<BR>
中身もトッテモ面白い。<BR>
が、読み終わるとストーリーが残らないのはナゼ。ダンブラウン系? -
准くんの家の本棚にありました。
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すごく面白かったはず...
コレを読んでから佐々木敏にはまって他2冊も続けて読んだのに、内容を覚えていない。
コレッテどういうこと?
でもおすすめなのは確か。
すっかり忘れてしまったようなので、また読み返してみたいと思います。ごめんなさい。 -
未読