時代と人間

著者 :
  • 徳間書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (237ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784198618254

作品紹介・あらすじ

"乱世"の時代を生きた人物について率直に述べながら、歴史の中の「観察者」ということの意味を考えたエッセイ。

感想・レビュー・書評

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  • 乱世について、堀田さんが書かれた作品を取り上げながら語られた本です。結果、日本史世界史の素晴らしい教科書だけではなく、作者自身による作品の解説にもなっています。特にこれを読んだら、『ゴヤ』などは、読みたくて仕方がなくなるんじゃないでしょうか。

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著者プロフィール

1918年富山県生まれ。小説家。1944年国際文化振興会から派遣されて上海に渡るが、敗戦後は中国国民党宣伝部に徴用されて上海に留まる。中国での経験をもとに、小説を書き始め、47年に帰国。52年「広場の孤独」「漢奸」で芥川賞を受賞。海外との交流にも力を入れ、アジア・アフリカ作家会議などに出席。他の主な作品に、「歴史」「時間」「インドで考えたこと」「方丈記私記」「ゴヤ」など。1998年没。

「2018年 『中野重治・堀田善衞 往復書簡1953-1979』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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