- Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
- / ISBN・EAN: 9784198620363
作品紹介・あらすじ
「ジュリアナ」の成功、裏切りと借金地獄、そして逆転復活。自らの体験をもとに「成功の条件」を説く。
感想・レビュー・書評
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原因があるから結果がある
第1章 いつか、でっかいことをしたい
ゼロから1を創る尊さ
本質を突く戦略・戦術が大成功を生んだ
第2章 どん底からの再起
利権争いに敗れ味わった借金地獄
人材ビジネス・グッドウィル
第3章 何が成功を呼ぶのか
目的と手段をはき違えるな
本質を見誤ってはいけない
何よりも大切なのは理念
売上なくしてすべてなし
第4章 ビジネスと社会貢献の両立
介護は本当に厳しいものである
介護を受ける側の本当の意識
第5章 プロ経営者の発想と技術
起業が成功する3つの条件
スピードは力なり
経営は下りエスカレーターである
センターピンの見抜き方
第6章 挑戦者たちの社会を
何のために生まれてきたのか
プロ経営者という仕事詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
『「プロ経営者」の条件』(折口雅博著/徳間書店)vol.464
http://shirayu.com/blog/topstory/strategy/7067.html -
懐かしい本を電子化して速読。センターピンとか、志とか、良きこと書いてある。まあ、その後のこと考えるとナントモイエナイが。
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激動の人生を歩んできた折口さんの経営に対する考え方を知りたくて、読んでみた。
物事の捉え方や、事業の本質を見抜く力を養うための日々の習慣など、早速真似をしてみたいと思う。
折口さんは父親が経営者で、折口さんが小さいころは使用人付きの豪邸暮らしだったが、父の会社の経営破綻後に暮らしが一変し、貧困生活に。
高校は給料が出る自衛隊少年工科学校へ。
防衛大を卒業後に日商岩井へ入社し、クラブ「ジュリアナ」と「ベルファーレ」を企画し、成功させる。
その後、グットウィルを創業し5年で上場、10年で1400億円の企業にまで成長させた。
最後は介護ビジネスの不祥事で実業界から退場してしまった。
もし不祥事を起こさずに今も事業を行っていれば、一体どれほどのビジネスを展開していたのだろうか、と思わずにはいられない。
本当もったいない。 -
縁あって読んでみました。当時を思って読むと面白く読めました。「結果」今がある訳ですが、学べる部分もあるのではないでしょうか。
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4-19-862036-9 221p 2005・8・31 4刷
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読むのがちょっと恥ずかしいけど、当時と今の著者の状況をかんがみて読むとおもしろい
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人を見るときの3つのポイント
1.能力
2.情熱、気持ち、やる気
3.考え方、道徳感、協調性、性格、人間性
それぞれの掛け算。
1,2は比較的見分け安いが、3がなかなか分からない。
センターピンを見つける訓練として、
当事者意識を持ち、相手の立場に立って物事を考えて、
それを自分のデーターベースにいれておく。
この訓練を1年間ほどすると、
物事を判断しようとしたとき、かなり判断力が早くなる。
センターピンが見つけやすくなっていいる。
3年やると見違えるように、相当多くの事柄の本質、
ポイントが見えてきます。
人は適材適所にポジションを与えてやればやる気を出し、
持てる能力を最大限発揮します。
それを正しく評価すれば、パフォーマンスも上がってきます。
そういう環境を社内に構築することができれば、
会社は自然に大きくなります。 -
意外にまっとうなことが書かれていた。起業家としての才能はすごいと思う。だけどスピードと1番にこだわりすぎて介護保険という制度ビジネスの危うさを甘くみてたのだろうなあ。
これを書いたのが2005年。折口さんは結末を予想できただろうか。 -
原因があるから結果がある。
なんで失脚したんだっけ?データ装備費がどうとかだっけか。