ドリームヒーラー: 光の手による量子のヒーリング (超知ライブラリー 22)
- 徳間書店 (2007年2月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (270ページ)
- / ISBN・EAN: 9784198622923
作品紹介・あらすじ
16歳で最高レベルのヒーラーとなったアダム。その目を見張るヒーリング法&知られざるメカニズム。あまりにも鮮烈!ヒーリングを超ミクロ世界で眺めるとこんなことが起こっていたのか!?ヒーラーとその対象者が相互に織りなす量子レベルでの光のコミュニケーション。
感想・レビュー・書評
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ヒーリングの仕組みについての説明が多いので、ヒーリングに興味がある方におすすめです。ヒーリングに興味がない方でも、著者アダムのヒーリングに対しての姿勢、生き方、今生きている人にたいしてのメッセージがかなり役立つと思います。個人的には彼のヒーリングの手法よりは、彼の生き方や考え方そのものが、これからの時代(アクエリアスの時代、ユニティ=統合の時代)に不可欠なものだと感心しました。
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生まれながらにして人のエネルギーやオーラが見え、ヒーリングの能力もある著者のお話。
なかなか興味深かったし、参考にもなりました。 -
次から次へと深い学びの本に出合っている。
これはもう完全に導かれていて感じ。
〈本から〉
問題が深刻化するかしないかは、とらえ方次第
人間も動物も植物も、みんなオーラを持っている。
それは生体が機能していることの表れなのだ。
グラウンディング(大地のエネルギーとつながること)
誰にでも生まれ持った才能がある。だが、何より
大切なのは、生きていることそれ自体だ。
生命は、ぼくが「宇宙エネルギーのシステム」と
呼ぶものとのつながりを与えてくれる。量子物理学
ではこれを量子情報の場ということで扱っている。
このつながりに気づくこと自体、1つの才能なのだ。
ぼくたちは、宇宙の情報のグリッド(格子)から
絶えず情報を受け取っている。
偶然の一致、アイディア、すべては宇宙のエネルギー
フィールドからやってくる!
量子物理学と量子ホログラムの知識がいくらか必要に
なってくる。
エドガー・ミッチェル博士
人類で6番目に月面を歩いたアポロ14号宇宙飛行士
『Nature's Mind: the Quantum Hologram
(自然の意思-量子ホログラム)』
偶然の一致などというものは存在しない。ものごとは
何か理由があって起こるのだ。
量子の世界では、現実性の本質は以下のような概念を
包含するものと考えられている。
1 量子力学的粒子(電子など。以下「量子」と言う)
は、同時に複数の場所に存在することが可能である。
2 量子は、粒子として観測されないかぎり、通常の
時空間における実体として出現しているとは
言えない。
3 量子はある場所に存在しなくなると同時に別の
場所に現れるが、それがその間の空間通って
移動したとは言えない(量子飛躍)。
4 観測によってある粒子に何らかの影響が与えられ
たとき、どれだけ距離が離れていようと、強い
相互作用を持ったそれと対になる量子にも同時に
影響が及ぼされる(量子の遠隔作用)。これを
「非局所的作用」とも言う。
すべての粒子は基本的に他のすべての粒子とつながって
いる。量子情報の場では、すべての情報と知識に
アクセスすることが可能だ。どんな物体も、自身の
量子ホログラム、あるいはイメージを放っている。
体には、いつも心の中が反映されるのだ。
「Disease(病気)」という言葉は、反対という
意味を表す「Dis-」と健康的で調和したエネルギー
の流れである「Ease」とから成り立っている。
「Disease」はエネルギーの閉塞の結果であり、
そのパターンはさまざまだ。
大切なのは、脳というコンピュータをコントロール
する側に回ること!
信じること、感謝することはヒーリングの大きな
ツール
心を開けば、どんな目標も近くなる。ぼくは、
どんな人でも自分や他人を癒す力をある程度持っている
と信じている。
どんな心配も無用! 「心配は病気を引き寄せるだけ」
と知ること!!
視覚化とは、「量子情報の場/宇宙の知識ベース」
へのアクセスのこと!
直感とは、宇宙のデータベースへ分け入る能力のこと!
ぼくたちはみな、何度も死んで生と死を繰り返す。
ぼくたちの進む道は蓄積された意思によって決まる。
前世が何であれ、それが今の自分を作っているのだ。
人はたくさんの違った模様を縫い合わせたキルトの
ようなもので、そこから何か美しいものが生まれて
いるのだ。
ひとは、自分が思うよりたくさんのパワーと制御力
を持っている。
あらゆるものは相互に絡み合っていて、たった1つの
変化や機能不全がほかのすべてのものに影響を与える
ポジティブな感情は、ストレスホルモンのレベルを
低下させるだけでなく、外傷を著しく早く治癒させる
ことがわかっている。
ヒーリング能力を育てる7つのステッぷ
1 自分のエネルギーを感じ、それを意識する
2 複式呼吸をし、それを意識する
3 エネルギーをグラウンディングさせ、その流れを
意識する
4 水を飲む
5 ほかの人たちとの情緒的な結びつきを育てる
6 現在形でポジティブに考え、その効果を感じる
7 あらゆるもの、あらゆる人がつながっていることを
理解(そして感謝)する
変化や新しい考え方を受け入れることを「パラダイム
シフト」と言う。文明化の過程では、劇的なパラダイム
シフトの例は数多くある。そして、これ以上はないと
信じる理由はどこにもない。
人類の未来には愛ある結びつきが必要
ぼくたちは自分で自分の限界を決めているのだ。
五感の先に多くのものが存在する! -
とても素敵な書籍に感謝♪
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ヒーリングを実際に行っている人にとっては特に新しい発見はないかもしれません。
若くとても有能な少年ヒーラーの物語です。
複数種類のホログラムイメージを使ったヒーリングが特徴かしら。
私も彼のレベルの能力があれば、もしかしたら今受け持っている重病患者さんも、なんとかなるかも。 -
初めての著書ということもあり、アダムの自伝というか「自己紹介」としての面が強いです。
「ようするに子供の頃からオーラが見えて、両親に相談して、どうしよう医者に見せようかみたいな騒動もありつつ、そのうち自分がヒーラーだと気づくに至る&末期がん治しまくりの奇跡のエピソード連発で『すごい人』アピール」
という、ありがちな(←ありがちとか言わないの!w)。
(なんていうか、自分がこういう業界にいると、『末期がんを治す』のって、『OLがヴィトンのバッグを持つ』とか『就職活動で大学生が“テニスサークルの主将をやっていた”ことをアピールする』みたいな、あまりにもベットベトに手垢にまみれたというか、もうわかったよハイハイ的な感慨がありますね)
面白かったのは、高校生という年齢の問題もあるのか、著者のアダム(←実際にはプロデューサーが別にいてゴーストライターに書かせてるぽさムンムンですが)が、肉体の病気がネガティブな思考によって具現化しているケースもあるという点に言及していて、しかもそういうケースにはまだ完全には対応できないと述べているところ。
(ビリーフワークの概念を取り入れず、いわば整体師のように、エネルギーにアプローチして働きかけて、エネルギーの変化を起こしてそこから肉体を癒すという術に特化しているんでしょうね)
肉体をエネルギー療法的に癒すほうが、
思考パターンに働きかけるよりラク
と感じる人もいるんだなぁ、というか。
小難しい理論や、ヒーリングと関係ない個人的な哲学、宗教的信仰などといったヒーリング以外の概念と良い意味で結びついていない書き方がしてあり、「ようするに超感覚ヒーリングとは」ということが、すごくニュートラル(中立的)な立場から客観的に述べられています。
アダムの性格がまっすぐで素直なのか、たとえば
「タバコをやめたいとヒーリングを受けることを希望しておきながら、自分自身で喫煙の習慣をやめるつもりもなく相変わらず吸い続けている、、、といった人の依頼は断る」
など、「そりゃそうだ、至極まっとうな物言いだ」といったヒーラーとしてのスタンスが感じられて、個人的には好ましく思えます。
なんかさ、愛の力で無償の奉仕とか、他人の意思をも変えうる偉大な力を発揮できてこそヒーラーとか、無理な営業ノルマを掲げて社員にハッパかける理不尽上司みたいなこと、知らずのうちに自分自身に課して苦しくなっちゃってるヒーラーとか、いるじゃないですか。日本人だと特に。
そういう面倒なことをアダムは、まず自分自身にしていないという点が、いいね。さばさばしてて。
そんなわけで、ドリームヒーラーシリーズは、1も2もおすすめでーす。3以降もはやく出版してくれないかな。 -
凄いヒーラーですね。
参考になりました。