ハング

著者 :
  • 徳間書店
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感想 : 96
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  • Amazon.co.jp ・本 (349ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784198628079

感想・レビュー・書評

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  • ストロベリーナイト(姫川令子シリーズ)のドラマ化で、今一番注目度の高い作家
    が誉田哲也。文庫になった作品はほぼ読破したので、遂にハードカバーに手を出す。

    この「ハング」は、どちらかと言うと読後感の良く無いタイプの作品。
    言うなれば最近個人的にブームになっているイヤミスの一種と言って良いのだが、
    展開があまりに熱血感動巨編なところが凄い。

    イヤミスでありながら、描かれる世界は男同士の友情、そして義理人情の世界。
    こういう展開を最初から最後まで繰り広げられると、もう感服するしかない。
    今まで読んだ誉田作品の中では、間違い無く最高に魅力的。これはかなり来た。

    とにかく誉田哲也の警察モノは、圧倒的なリアリティと説得力がある。
    ハードな読み物を愛好する輩は、絶対読んでおくべき。オススメ!

  • #読了。一度迷宮入りした事件に、警視庁特捜一係が投入され、彼らは犯人を見つけ出す。が、送検の直前、メンバー全員に異動の辞令が・・・主人公と警察を辞したかつての仲間と、事件の真相を探る。読み易くはあったが、闇の部分というか、そちらの存在が今一つだった。

  • 切ない・・・  あまりにも切ない・・・

  • 警察内部の深い闇。

    迷宮入り事件を再捜査した先に待ち受けていたものは。。。

    いつもの誉田節満載の警察小説。

  • 読みやすくて面白い。ジウもそうだったけど、彼は天才ではないか。

  • 半分を過ぎたあたりからとにかく人が死んでいく(笑)あんなに殺す必要あったのかなー?あんなに殺さないでハッピーエンドにするのは嫌なのだろうか…?
    でも殺しちゃう理由も、死んじゃう理由も切ない。登場人物みんな切ない。みんな暗い過去持ちすぎ(笑)

    最後の終わり方と真犯人はちょっと微妙だったかも。いきなり意気投合しちゃうのもちょっとびっくり。最後が全体的に駆け足で、無理やり感があった。

  • うーん。

    最初のほのぼのとした雰囲気といい、それぞれ個性的なメンバーといい、
    うまく活躍させてくれるのかと思いきや。

    しかもその理由が途方もなくひどい。

    なんだかちょっと、さびしくなった。
    佐々木譲の笑う警官だったり横山秀夫の警察内部のストーリーだったり、
    ことさらに個性のない警察官の光る物語もたくさんあるのに、
    ここまで魅力的な人たちを・・

    いやな感触としては月光以上かも。
    あたしは、勧めないかな。

  • 図書館にて。
    うーんエグイ…後半からあれよあれよと死体が増えていく感じで、登場人物皆殺しみたいになってきてビックリ…。
    そんなにまでしなくても。でもそんなものなんでしょうか。読んでいて辛かった。
    それでいて切ない物語の展開。今後に続きそうなラストも秀逸。

  • さすが誉田さんの本
    バッタバッタという感じ

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著者プロフィール

誉田哲也
1969年東京都生まれ。2002年『妖の華』で第2回ムー伝奇ノベル大賞優秀賞受賞、03年『アクセス』で第4回ホラーサスペンス大賞特別賞受賞。主なシリーズとして、『ジウⅠ・Ⅱ・Ⅲ』に始まり『国境事変』『ハング』『歌舞伎町セブン』『歌舞伎町ダムド』『ノワール 硝子の太陽』と続く〈ジウ〉サーガ、『ストロベリーナイト』から『ルージュ 硝子の太陽』まで続く〈姫川玲子〉シリーズ、『武士道シックスティーン』などの〈武士道〉シリーズ、『ドルチェ』など〈魚住久江〉シリーズ等があり、映像化作品も多い。

「2023年 『ジウX』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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