- Amazon.co.jp ・本 (349ページ)
- / ISBN・EAN: 9784198628079
感想・レビュー・書評
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8
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ストロベリーナイト(姫川令子シリーズ)のドラマ化で、今一番注目度の高い作家
が誉田哲也。文庫になった作品はほぼ読破したので、遂にハードカバーに手を出す。
この「ハング」は、どちらかと言うと読後感の良く無いタイプの作品。
言うなれば最近個人的にブームになっているイヤミスの一種と言って良いのだが、
展開があまりに熱血感動巨編なところが凄い。
イヤミスでありながら、描かれる世界は男同士の友情、そして義理人情の世界。
こういう展開を最初から最後まで繰り広げられると、もう感服するしかない。
今まで読んだ誉田作品の中では、間違い無く最高に魅力的。これはかなり来た。
とにかく誉田哲也の警察モノは、圧倒的なリアリティと説得力がある。
ハードな読み物を愛好する輩は、絶対読んでおくべき。オススメ! -
#読了。一度迷宮入りした事件に、警視庁特捜一係が投入され、彼らは犯人を見つけ出す。が、送検の直前、メンバー全員に異動の辞令が・・・主人公と警察を辞したかつての仲間と、事件の真相を探る。読み易くはあったが、闇の部分というか、そちらの存在が今一つだった。
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切ない・・・ あまりにも切ない・・・
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警察内部の深い闇。
迷宮入り事件を再捜査した先に待ち受けていたものは。。。
いつもの誉田節満載の警察小説。 -
読みやすくて面白い。ジウもそうだったけど、彼は天才ではないか。
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半分を過ぎたあたりからとにかく人が死んでいく(笑)あんなに殺す必要あったのかなー?あんなに殺さないでハッピーエンドにするのは嫌なのだろうか…?
でも殺しちゃう理由も、死んじゃう理由も切ない。登場人物みんな切ない。みんな暗い過去持ちすぎ(笑)
最後の終わり方と真犯人はちょっと微妙だったかも。いきなり意気投合しちゃうのもちょっとびっくり。最後が全体的に駆け足で、無理やり感があった。 -
うーん。
最初のほのぼのとした雰囲気といい、それぞれ個性的なメンバーといい、
うまく活躍させてくれるのかと思いきや。
しかもその理由が途方もなくひどい。
なんだかちょっと、さびしくなった。
佐々木譲の笑う警官だったり横山秀夫の警察内部のストーリーだったり、
ことさらに個性のない警察官の光る物語もたくさんあるのに、
ここまで魅力的な人たちを・・
いやな感触としては月光以上かも。
あたしは、勧めないかな。 -
さすが誉田さんの本
バッタバッタという感じ