魏志倭人伝、ドラッカーも! 2000年前から外国が絶賛 日本人はなぜ世界から尊敬され続けるのか

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  • 徳間書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784198631833

感想・レビュー・書評

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  • なんか日本を好きになったし、日本をいかに知らないか思い知らされた。

  • 日本人、日本をほめている記述を主に集めて引用して構成してある感じ。

  • 今まで、「日本人は諸外国に迷惑をかけ続けた」としか習ってこなかった自分にとって衝撃。
    著者のみの意見でなく、基本的に、いろんな文献における、日本人に対する記述を引っ張ってきている点がミソ。
    東日本大震災をきっかけに出た本だそうだ。
    自信を持つために読む本であると同時に、我が身を振り返り、日本の現状を見、考えるきっかけにする本でもあると思う。

  • チェック項目40箇所。3.11の震災時の日本人の相互扶助の精神や略奪、暴動が起こらなかったことへの感動。幕末の頃から変わっていない。あらゆる不幸や苦難に耐え、いつも平静な態度を保ち、秩序を守っている。一切の悪口を嫌悪する。窮状を語っても感情に走らない。魏志倭人伝にも日本人の素晴らしさが書いてある。盗みを極度に嫌う。人のものを欲することが最大の悪と認識。正直・忠実。震災でパニックになったのはむしろ国外。他国人の不幸を憐れみ同情する日本人の心は明治の時代から奇跡と思われていた。博打を忌み嫌う。婦人は親切で優しい。貴婦人は夫の名誉を心がけ貞淑。親しみやすい。名誉心強い・・・恥の文化。名誉>富。己の非を守ろうとしない・・・言い訳しない。賢明にして思慮深い。礼儀正しい、従順。好奇心に富む。勤勉。戦争には勇敢。日本人は体罰をしない。(1887)和を大事にする。没個性・・・競争より団結、協働。世界大戦時のルーズベルトの死について・・・ヒトラーは喜び、鈴木首相は弔意を表す談話を発表。おまわりさん・・・敬意、愛情のこもった呼び名。日本の皇室は世界で一番長い。世界唯一。他国ではできない。知識欲旺盛。しつけの違い。体罰よりも言葉。甘やかされない。10歳でも判断力、賢明さにおいて50歳に見える。仁>和。仁は孔子もうまく説明できない。和を保つには「私」を抑え「公」を大事にする。和を保つには我慢が肝心。常に相手の立場に立って考えるため思いやりが至上の価値。人間と自然の和、自然との調和の思想も育てた。西洋の日本化・・・1を100にする力。日本は太古から芸術性が高い・・・浮世絵。下層クラスでも花が好き。文化レベルが高い。目よりも心で接して理解できる国・・・(ドラッカー)。インドの独立は日本のおかげで30年早まった。太平洋戦争がもたらしたアジアの民族主義への影響。日本はアジアで唯一自由を失わなかった・・・自由を与える義務がある。外敵に滅ぼされたことがない。西洋と東洋を結び付けられる。宗教対立・流血の歴史なし・・・一切の神を統一。誕生=生まれ変わり。魂は再生する。死者悉皆成仏・・・敵国の死者も弔う。

  • 思ったよりも情報量多かった。
    魏志倭人伝の頃から日本人は性穏やかで清潔だったんだって。
    へー、へー。

  • 読み終わって背筋を正さなければと思いました。ポール・リシャールの「告日本國」泣けます。

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著者プロフィール

1938年、台湾生まれ。1964年来日。早稲田大学商学部卒業、明治大学大学院修士課程修了。『中国の没落』(台湾・前衛出版社)が大反響を呼び、評論家活動へ。1994年、巫永福文明評論賞、台湾ペンクラブ賞受賞。日本、中国、韓国など東アジア情勢を文明史の視点から分析し、高く評価されている。著書に17万部のベストセラーとなった『日本人はなぜ中国人、韓国人とこれほどまで違うのか』『世界から絶賛される日本人』『韓国人に教えたい日本と韓国の本当の歴史』『中国の正体知ってはいけない「歴史大国」最大のタブー』『新型肺炎感染爆発と中国の真実』(以上、徳間書店)、『もしもの近現代史』(扶桑社)など多数。

「2021年 『中国人も知らない歴史のタブー ジェノサイドの中国史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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