幸福優位7つの法則 仕事も人生も充実させるハーバード式最新成功理論

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  • Amazon.co.jp ・本 (301ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784198632359

作品紹介・あらすじ

ハーバード大学で人気第1位の講師直伝。「自分は幸せだ」と思える人ほど、よい結果を生んでいる。最先端のポジティブ心理学が解き明かす「成功」と「幸福」の驚くべき関係。

感想・レビュー・書評

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  • 法則1 ハピネス・アドバンテージ
    ―幸福感は人間の脳と組織に競争優位をもたらす。人は幸福感を覚えているとき、つまり心のあり方や気分が前向きであるときに、頭もよく働き、やる気も生じ、結果的にものごとがうまくいく。

    法則2 心のレバレッジ化
    ―マインドセットを変えて仕事の成果を上げる。困難な仕事をするときには、自分の具体的な強みに注目することが最高の結果につながることであると、何年にもわたる研究によって証明されている。

    法則3 テトリス効果
    ―可能性を最大化するために脳を鍛える。ポジティブな「見方」は訓練できる。「今日起こった3つのよいこと」を書き出すと、脳は1日を振り返り、ポジティブと思えることを探し始める。

    法則4 再起力
    ―下降への勢いを利用して上昇に転じる。ポジティブなチャンスを探せば、自分が持っている一番強い力を引き出すことができる。「不運があるからこそ上方に向かう」能力である。

    法則5 ゾロ・サークル
    ―小さなゴールに的を絞って少しずつ達成範囲を広げる。まず小さな達成しやすい目標に努力を集中することで、仕事を達成するために不可欠のコントロール感覚を取り戻すことができる。

    法則6 20秒ルール
    ―変化へのバリアを最小化して悪い習慣をよい習慣に変える。仕事でも、選択肢を減らすようなルールを作っておくと、非常に有効。時間的な誘惑に負けにくくなり、ルールを習慣にしやすくなる。

    法則7 ソーシャルへの投資
    ―周囲からの支えを唯一最高の資産とする。研究の結果、感謝は人間関係を上昇スパイラルに乗せ、もっと絆を強めようという気持ちにさせることが分かっている。

  • ポジティブ心理学者によって書かれた本。

    ・「一生懸命努力したから成功する」「成功したから幸せ」ではなくて、幸せでポジティブな気分の時に成功する

    序盤のこの部分は、軽く驚きを覚えました。

    物事には見方によって、コインの表裏のようにいくつかの面がある。
    「良い方を見落とさない」ことを習慣づけていくことが大事。

    ・ネガティブなことに対しては、完全にシャットアウトせず、合理的・現実的・健全な楽観性を持つ

    ・自分なりの課題に対しては、達成できそうな小さな課題からチャレンジしていって積み重ねる。
    ・感謝、人とのかかわりは、とても重要

    幸せな人生へのアドバイスが詰まっていて、良い本でした。
    話が少し繰り返しになっていたり、もうちょっと整理して書いてあったら、より読みやすいけれど、でも中身が濃くて、勉強になりました。

  • 読了。前向きに考えることで、結果が変わってくるというポジティブ心理学。頑張るから幸福になれるわけではなく、幸福な心が頑張る力になるということが、刺さりました。面白かったです。ちょっと勉強したくなりました。

  • 何事も幸せ優位にことが進むことがわかった。まずはポジティブに取り組もう。

  • やっぱりポジティブな本は素晴らしい。風邪をひいていたのに元気になった(笑) いつも私も「運がイイ」と自分に言い聞かせている。満車の駐車場でも、「運がイイから空いている」なんて都合のよく考えてれと空いてるんです♪
    いやはや、ひとの心は持ち様一つって事ですね。 もちろん、7つの法則もその手段や形成&イメージ創りだし、わかりやすく説明してもらいました。 またまた、元気出してやる気にやります=(^.^)=

    あっ 私、ずーっと[幸せ]ですから、、、、(笑)

  • 今日あったいいことを三つ書き出す。
    幸せになるには楽しみを持つことが重要。

  • 成功だから幸福ではなく、幸福だから成功する。

    ポジティブは伝染する。ポジティブな職場、集団は伝染でつくられる。

    運動、瞑想、経験にお金を使う、強みを発揮する。

    思考のクセをポジティブに変えること。よかったことを探す。
    つくりたい習慣に取りかかる時間を減らし、やめたい習慣にとりかかる時間を増やす。

  • なぜ幸福(ポジティブ)であることが大事か、幸福と感じるにはどのようにすれば良いかが書かれた本。
    筆者はポジティブ心理学の第一人者であり、豊富な経験や研究結果を用いながら説明かれており、説得力があり読みやすい。

    本書を読んでいる最中から、自身がポジティブになっていくのがわかるくらい、ポジティブであることが人生にとって重要であり、実践出来る内容が書かれていた。

    成功の周りを幸福が回っているではなく、「幸福の周りを成功が回っている」を始まりとして、幸福優位性をわかりやすく7つの法則き分けて紹介していた。
    以下は7つの法則について、個人的な超ざっくりとした解釈を記載。

    ①幸福優位性(ハピネスアドバンテージ)
    幸福であることは、成功をもたらす。幸福を感じるためには7つの方法がある。
    •瞑想をする
    •何かを楽しみにする
    •意識的に人に親切にする
    •経験にお金を使う
    •運動をする
    •ポジティブな環境を作る
    •自身の得意な能力を発揮する

    ②心のレバレッジ化
    日常の出来事について、幸福と感じれるかは自身の捉え方、考え方次第。

    ③テトリス化
    日常の出来事を幸福と感じるには、日々の訓練が必要。毎日「今日起こった3つの良かったこと」を書き出す。

    ④再起力
    困難な問題に直面した際に、それを機に「問題解決をした上でさらに良い状態」を目指すポジティブさが重要。

    ⑤ゾロ•サークル
    コントロール不能な多重な問題を解決する際は、無力感を感じるのでなく、自分が出来る小さいこと(円)から取り組むことで、解決できる。

    ⑥20秒ルール
    意思の力はとても弱い。やるべきでないことをやめ、やるべきことをやるには習慣化が必要。習慣化にはまず目指すものを始めるための工程を20秒以上短縮することが大事。

    ⑦ソーシャルへの投資
    人間は周囲からの支えが必要不可欠。周囲の人は資産と考え、良好な関係を気づくことで幸福感を得られる。

    幸せには波及効果があり、自身がポジティブでいることで周囲もポジティブが拡がり、相乗効果が生まれることがわかっている。

    本書を読み、自身と周囲のためにもポジティブになろうと思えた。
    自身の生きる意味として「自身と関わった人を幸せにする!」とまで、決意させてくれた本。

  • ポジティブ心理学に興味があり、樺沢紫苑氏の読書脳の中で紹介されていたので手に取りました。

    自信や可能性を信じて取り組むことで、様々な成果が向上することを、実証データを元に解説しています。

    幸福とは相対的なもので、それを感じる人によってみんな異なるもの。本人しか判断できないことだから、人と比較する必要はなく、自分が幸せを感じられれば良い。喜びを感じ、夢中になれて、やることに意味が見出せればそれでいいと思います。

    やっていることに集中し、必ず得るものがあると信じて取り組もうと思えました。

  • ポジティブ心理学の本。

    『成功するから幸せではなく、
    幸せだから成功するのである。』

    幸せだから集中して頑張れる。
    幸せだから健康でいられる。

    世界中の企業でポジティブ心理学を説き、
    実際に悩みを解決してきた実例はどれも共感できるものばかり。

    ある人がいるだけで周りの人達が萎縮してしまい成果を出せないのは、ある人のネガティブな効果が周囲に波及するからである。
    (組織における心理的安全性の重要性を説いた恐れのない組織と考え方の部分でリンクする部分があると思う。)

    まずは私自身がポジティブなマインドを持ち、その波及効果で周りの人達に影響を与えていけるよう、下記のエクササイズを取り入れたい。

    幸福エクササイズ
    ①瞑想する
    ②何かを楽しみにする
    ③意識して人に親切にする
    ④ポジティブな感情が生じやすい環境をつくる
    ⑤運動する
    ⑥お金を使う(ただし、モノではなく何かをするために)
    ⑦固有の強みを発揮する(viasurvay org)


    ▼オススメしたい人
    ・こんなに頑張ってるのに自分って不幸だよなぁと思う人
    ・"ポジティブ心理学"というワードに興味が湧いた人

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著者プロフィール

ポジティブ心理学者。ハーバード大学で英語学および宗教学の学士号を、同大学神学大学院でキリスト教および仏教倫理の修士号を取得。幸福と成功の関連性を研究し、この分野の第一人者となった。現在はコンサルティング会社「Goodthink」の共同創業者兼CEOを務め、100社にわたる企業へのコンサルティングや、世界50か国以上でのレクチャーを行っている。著書に『幸福優位7つの法則』『成功が約束される選択の法則』(徳間書店)がある。

「2018年 『潜在能力を最高に引き出す法』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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