- Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
- / ISBN・EAN: 9784198634209
感想・レビュー・書評
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FXは半丁博打であるから為替読みの天才でなければ、元も子もなくす(P58)なので、資産家のデフレ時代の投資の原則には値しないとある。この本って基本、資産家の人が読むものだったわけだ。ならどうして、「2014年までにお金持ちになりなさい」って表題なのか不思議なのである。「お金持ちが、更にお金持ちになりなさい」が正しい、貧乏人の読む本ではない(笑
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2012年の本で、今とは事情が変わってきてるが、景気循環や、脱デフレについて書いてあり、とても役に立った。
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これからの経済についての考察。経済サイクルに基づいて書かれていて、面白い本です
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★205〜が役に立つ
資源の国は強い
確かに将来を予測できる力は重要そうだ。
しかし、この本は専門用語が多くてわかり辛い…金持ち父さんの起業家上級の方がよっぽどわかりやすい。
予測が結構外れてるし…
この本のタイトルを電車の中の人がガン見してくる。かなりの人数。
なんでも7年サイクルの重なり合いなのかな⁇
★63日本は最低投資の国。
世界の国債の方がよっぽど金利がよい
192 1.4%を日本の長期金利が超えたら、脱デフレのサイン
198 アメリカの長期金利2%超えと、日本がそれに追づいを始めたら、脱デフレのサイン
205デフレの時代は、外国の国債で金利を取る
206銀行預金0.03よりは、日本の国債の0.8方が利回り高い
166 図6参照
デフレ時代
インフレの国brics pigs インドネシア メキシコの国債が良い
210脱デフレ時代
不動産企業の株
輸出メーカー トヨタ、ソニーの株
金融の株
資源の株
商社の株
217不動産リート 三菱、三井
220インフレ時代
技術革新のある企業の株
エコエネルギーの株
バイオの株 -
2012年6月発刊。
算命学とは、古代中国で国家盛衰のサイクルを憲法配布の年を起点に、動乱期、教育期、経済確立期、庶民台頭期、権力期の5期に分け、それぞれ10年間の50年間サイクルで見ていくもの。
日本の2012年は教育期6年目にあたり、一日の時間に例えると、夜明け前の3時くらい。2016年の経済確立期に入る。教育期の5,6年目には鬼門があると言われ、5年目にあたる2011年は東日本大震災が発生。
2009年3月の日経平均7024円の底入れから、2011~2013年底値圏、日経平均1万2000円、円ドル相場75~101円がデフレを脱する目安。7年後の2016年4月にはUpsideシナリオは底値の2倍で1万4千、5倍で3万5千円まである。(底値からは3~4倍が普通、まれに5倍も)2016年4月をピークにDownsideは7024円をした回る展開もあるが、いずれにしても分岐点。
金は2015年8月~12月に4000~4800ドルの高値の見込み。
リートは三菱地所、三井不動産、野村不動産、森ビルなど大手不動産系を押さえるのも手。(コモンズ30の井伊さんと同じ見解)
2014年4月までが買い時とするもので、2013年の今、振り返っても怖いくらいに当たっており、底値圏の2013年中にリスク資産をいかに仕込むか、最後の儲け時かもしれない。 -
経済はサイクルで動いている。
その理論によると
2014年までが
お金儲けの一大チャンスだそう。
それを「スガシタ流波動理論」と呼ぶ。
さまざまな波動を見ていくもの。
景気循環4つのサイクルは
〇キチン・サイクル(在庫投資循環) 2年半~3年
〇ジュグラー・サイクル(設備投資循環) 7、8年~10年
〇クズネッツ・サイクル(建設投資循環) 約20年
〇コンドラチェフ・サイクル(インフラ投資循環)約60年
これは経済学部を出た人なら知っているという。
このサイクルを株価や為替相場に当てはめていく。
そうすることで見えてくる波動がある。
さらに国家サイクルは算命学で見るそうだ。
で、さらにもろもろの要素を加えて
ではどうするか。
2012年のアベノミクス前なら
資産価値のある会社、不動産を持っている会社
さらに輸出関連企業。
ここまではまさに今年前半の流れ。
ではこれからどうするか?
技術革新のある成長株投資だそう。
セクターとしては
ニューエネルギー、再生可能エネルギーだそう。
さて、この提言を生かせるか? -
経済、金融の本にしては面白かった。
目先の予想ではなく、長期間の世界経済やサイクルを踏まえた論理で解説。
2012年前半に書かれた本だけど、2012後半から2013年に底打って、円安や日本株上昇を予期している。
過剰に不安を煽る事もなく、冷静に経済分析しているので、軸がぶれておらずわかりやすい本 -
10年以上前に、長谷川慶太郎氏の本だったと思いますが、日本のデフレは30年は続くという内容の本を読み、私の社会人生活は殆どデフレ時代で終わるのだなと思った記憶があります。
日本政府がデフレと認めたのが2000年頃で、実際にデフレが起きてから何年か経過していたことも考えると、デフレがインフレに2014-2015年頃に変わるという、この本の著者の主張は気になります。
堺屋太一氏は予測小説「平成30年」の中で、何もしなかった日本は、平成30年にはインフレ時代に突入している様子を描いていますが、今の状況からは私は想像し難いのですが、あり得るシナリオだと思います。
デフレ時代の投資術は、何も考えずに「現金=貯金をする」ことが一番有効でしたが、インフレ時代になると何等かの手を打っておかないと資産は目減りするばかりでしょう。何に投資すべきかというアドバイスがp203に纏められていますので、今後の参考にしたいと思いました。日本では株式投資やゴールドの投資が有効のようですね。
この本の特徴として、日本国(その他の国についてはp98)の将来予測に算命学を使用している点です、それによれば2016年から20年程度は良い時代が続くようです(p95)
以下は気になったポイントです。
・震災復興国債を発行し、市中で日銀が買えば、市中には十分なマネーがいきわたるが、これを消費税増税で対応しようとすれば、その時点でデフレ政策となり、デフレ・株安・円高の3点セットで苦しむことになる(p22)
・円安に誘導できれば、デフレからインフレに切り替えることができ、株価にもプラス効果がもたらされ、名目GDPも2-4%成長できる(p26)
・いちばん重要なのは、20年の波動、1989年の株価天井から20年後の2009年3月に最安値をつけている、2011年11月25日が二番底の可能性があり、二番底が入ったら後は上昇しかない、下げ幅の3分の1が目標(p32)
・2009年から7年後の春(2016.4)に、1万8000円をつけるサイクルが見えるので、2014年までがビックチャンス(p34、91)
・為替レートは、75円と101円の間のゾーンではデフレ時代と言える(p37)
・アジア経済圏は人民元が中心になる、円もドルもサブカーレンシーになる、ドルは北米経済圏のみ、ユーロは欧州のみ、つまり世界はブロック化(北米・アジア・ユーロ)する(p54)
・デフレ時代の資産防衛のポイント、1)元本を大きく損失するものには絶対に投資しない(FXなど)、2)流通性・換金性の悪いもの(不動産投資)は投資しない、ゴールドは市場があるのでOK、3)キャッシュフローが期待できるもの(日本国債など)に投資する(p62)
・算命学の国家トレンドからすると、日本はあと4年で経済確立期に入る、2016年は経済成長の始まりで10年程続く、その後に庶民台頭期が10年続く平和な時代、そして国力が衰退する権力期が10年続く(p95)
・ゴールドの上昇は将来のアメリカの衰退を表す指標、ゴールドの動きは将来の世界の覇権を象徴している、金は全体の3倍の1オンス=6000ドルになるとさえ予測されている、2015.8-12、2018.8-12までに4000-4800ドルくらいの高値をつけるのが長期波動による読み(p102,108)
・現在は下がる可能性の残されていて、ゴールドを投資するタイミングではない(p112)
・アメリカはこのまま衰退しない、アメリカには常に技術革新=ベンチャースピリットがあるから、異質なものを歓迎することができ、日本にはないものを持っている(p154)
・デフレが終わるシナリオとして最悪なのが、株価がさらに下がり極右政党が政治を動かす、2番目として、日銀総裁の後退(2013.4)、3番目としては金融緩和をする(p187)
・日本株に投資する場合、資産価値の高い(資産を多く持っている)会社がねらい目、三菱地所は狙い目(p211)
・円安になることを見越して、輸出関連のトヨタ等の業界ナンバーワン企業を買う(p215)
・ニューエネルギー分野で、例えば、出光興産は面白い、更に、バイオ関連・情報関連(p220)
・2014年までに有望な分野での企業を見つけることができれば、資産は2倍になる(p223)
2012年10月19日作成 -
むずかしい。。。
菅下さんのお話はとてもわかりやすくてためになった。。
予習をしようと本を買ったけど難しい。
でも仕事を始めてからの勉強の大切さってのがわかった。
何をするにしても、日本の状況、世界の波動を知らないと
だめなんだなぁ。
株とかインフレとかデフレとか情勢とかしらなすぎ、、、
あと歴史を読むといいって。ちと苦手。