- Amazon.co.jp ・本 (276ページ)
- / ISBN・EAN: 9784198634520
作品紹介・あらすじ
東京・国立市で海老沢美菜が誘拐された。犯人からの連絡がないまま事件は公開捜査となり、犯行に使われたと見られる"スポーツカータイプの赤いセダン"を乗り回している一人の男が浮上。男は、18年前R県で起きた連続幼女誘拐殺人事件にも関わりのあったことが判明した。事件の裏に隠された衝撃の真実…。
感想・レビュー・書評
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65トリックとしては最後に独白で種明かしするのはあまり感心しない。伏線があって、それを回収してエンドを迎えることへの努力が感じられ無い。でもまあ殺人者以外は基本いい人ばかりのお話しでちょっと救われるかな。
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普通のミステリーって感じだったなー
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あらすじを読んで興味をひかれたのですが、ぐいぐい行く感じではなかったです。
結末も、ちょっと。 -
18年前に起きた、連続幼女誘拐殺人事件。
その容疑者の孫娘が、今度は誘拐されてしまい……。
絡み合っていく、過去と現在。
両方の事件をどのように着地させるのか、最後まで興味を引く。
ラストの手紙以降は、ちょっと説明くささが気になるが、面白かった。 -
東京・国立市にて女児誘拐事件が発生。
その捜査線上に上がった容疑者は、18年前の連続幼女誘拐事件の容疑者だったことが判明。
それだけでなく、なんと被害女児の母親は18年前の連続誘拐事件の犯人とされた男の娘だった―――
最後のネタばらしはなんだかなあ。一週間地獄に耐えたらあとの人生バラ色だよ!って…そうかあ?
あんだけ堂々と名前が報道されたんだから、誘拐された娘は一生「誘拐された」って事実と付き合っていかなくちゃいけないだろうに。不満しか残らない。
で、主人公(被害女児の母親)の父親が無実の罪で人生狂わされたってことだけど、出てくる警察関係者や当時の捜査関係者は冤罪着せといて「俺が悪いわけじゃないしー気の毒だったね~」で済ませてるのがまた…
なんとも後味の悪い話だった。旦那が共犯なのも非常に腹立たしい。勝手にカウンセリングしてくれ。 -
保育園に迎えに行ったあと、ちょっと目を離した僅かな時間に娘が誘拐された。
その事件の裏に、過去の連続幼女殺害事件の影が・・・
同じことを繰り返し語る文章が多いように感じられ、途中で気持ちが遮られた。最後の、犯行を打ち明ける手紙も読みにくかった。 -
少し退屈だな。
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誰かのための犯罪。しかし、当然罪は罪。
真犯人はまさかの人物でした。