戦火の三匹: ロンドン大脱出 (児童書)

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制作 : Megan Rix  尾高 薫 
  • 徳間書店 (2015年11月18日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (261ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784198640507

戦火の三匹: ロンドン大脱出 (児童書)の感想・レビュー・書評

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  • 戦争の犠牲になるペット
    ペットが自分の意思で、飼い主の疎開先まで大移動

    実話?だったらすごいなー

  • 戦争で人間は人間だけでなく動物をも殺す。

  • 第二次世界大戦中のロンドン、田舎の祖母の家に疎開することになった兄妹。二人のペット2匹の犬と一匹の猫は、その間ロンドンの知り合いの家にあずかられるが、その家の主人は動物が嫌いで動物シェルターに連れていかれる。どうにかそこから逃げ出した3匹は、兄妹を探しに田舎へ歩き出す。

    大事なペットの運命から戦争の悲惨さを考えさせる。

  • 第2次世界大戦直前の英国、ドイツの宣戦布告によって子ども達は田舎へ疎開することになった。ロバートとルーシーも、ペット(トラ猫のタイガー、ボーダーコリー犬のローズ、ジャッククラッセル犬のバスター)を母親の友人宅に預け、おばあちゃんの家に移る。
    ところが、おばあちゃんの様子は変だし、預けた動物たちも姿を消してしまって……。

    バラバラになってしまった家族と動物たちの絆、戦時中の人々の動物たちとの交流や別れを描く。

    ストーリーにいくつか無駄がある点を除けば、感動の作品。
    タイガーは、チャーチル首相の猫になるエピソードは必要なかったでしょうし、列車のコンパートメントで同乗したジョーも、お父さんの同僚なのにその後何の展開も生まない。
    シルビア婦長が受け取ったヘレン宛の電報(訃報?)は一体なんだったのか?
    さらに、最後にいきなりお父さんが登場するあたりには突飛な印象を受ける。

    タイトルは「戦火の……」ではなくサブタイトルの「ロンドン大脱出」の方が適してはいないか。この三匹も、軍隊にいるお父さんを除いた家族も、戦地にはいなかったのだから。

    戦時下の人々の心情、動物たちの知られざる悲劇や活躍を細やかに描いていて、共感できる。

  • 原題は「The Great Escape」。1939年9月、ドイツに宣戦布告した英国では、その直後の4日間に40万匹以上の犬や猫が安楽死させられたという。本書の主人公である3匹、ボーダーコリーのローズ、ジャックラッセルテリアのバスター、トラ猫のタイガーも、まさに安楽死させられようとしていたところを逃げ出し、離れ離れになった家族を捜し求めて長く危険な旅に出る。空襲時に動物を保護する団体があったことには驚いた。ひとまずハッピーエンドではあるけれど、その後激しさをます戦争を彼らはどう生きただろうか。

  • 戦争が始まったので、ロンドンに住むロバートとルーシーはおばあちゃんのいる田舎に疎開することになった。大切なペットの犬バスターとローズ、猫のタイガーを知り合いに預けたのだが、その人のだんなさんは動物嫌いで、犬と猫を処分場に連れて行ってしまう。危ういところでにげだした3匹は、ロバートたちのいる田舎めざして歩き始めた。
    3匹の動物たちはたくましく生き、旅を続けていくが、困った羽目に陥ることもしばしば。ドキドキしながら彼らと一緒に旅をする気分になれる本です。

  • ペットを飼いたい、もしくは飼っている子どもに読んで欲しいお話。
    第二次世界大戦当時のイギリス。そこに暮らす子供達は空爆から逃れるため、田舎へ疎開していった。そしてペットたちも避難を迫られた。その避難先は、安楽死。空爆や飢え、怪我やドイツ軍の毒ガスにやられて死んでしまうのなら、安楽死したほうがよいと考えられた。合計75万匹のペットが安楽死されられ、この数値は第二次世界大戦中に亡くなった英国の民間人の死者数の12.5倍を超えるそうです。人間の勝手な営みで、動物も多くの命を失いました。
    空爆を逃れるため、別の家に引き取られた2匹の犬と1匹の猫は、ある日その家の人に安楽死施設へ連れて行かれます。
    その施設から逃げ出し共に元の飼い主のもとへ旅を始める三匹。テーマは重厚ですが、三匹がそれぞれの性格でのびのびとユーモアも交えながら協力していきます。
    犬や猫を擬人化することなく描かれているので、大人も楽しめる一冊です。

  • 英国がドイツに宣戦布告してロンドンにも戦争の影がせまり、ロバートとルーシー兄妹は田舎のおばあちゃんちに疎開、ペットたち3匹はロンドンの知人に預けられ、家族は離ればなれになってしまった。

    3匹が安全に世話をされていると信じ切っていた兄妹だったが、実は依頼先の主人は、彼らを動物保護施設に連れて行き安楽死させようとしていたのだった。
    ギリギリのところで3匹は逃げだして家に戻るが、そこに家族は誰もいなかった。

    以前おばあちゃんの家で飼われていた牧羊犬のローズは、2匹を引き連れてロンドンを脱出、兄妹が疎開しているデヴォン州に向かった。

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ミーガン・リクスの作品

戦火の三匹: ロンドン大脱出 (児童書)はこんな本です

戦火の三匹: ロンドン大脱出 (児童書)の作品紹介

1939年9月、英国がドイツに宣戦布告すると、ロンドンに住む12歳のロバートは、9歳の妹ルーシーと共に、デヴォン州でひとり暮らす祖母の元へ疎開することになった。ペットの犬バスターとローズ、猫のタイガーは、近所の家に預けられたが、その家の主人はペットを邪魔に思い、3匹を安楽死させようとする。危機を感じたバスターたちは難を逃れ、ロバートたちがいる遠いデヴォンを目指して歩き出した…。戦時下の動物たちの姿を描く感動の物語。

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