ゾウは おことわり! (児童書)

  • 徳間書店
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本棚登録 : 176
感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784198642594

作品紹介・あらすじ

ある日男の子が、ペットといっしょにあつまるパーティーに、ゾウくんをつれてでかけると、ほかの子とはちがうからと、パーティーに入れてもらえませんでした。がっかりしながら歩いていると、スカンクをつれた女の子にあいました。女の子も、パーティーに参加させてもらえなかったのです。でも、ふたりはいいことを思いついて…? なかよしの男の子とゾウくんをはじめ、ともだちがお互いを思いやる気持ちをていねいに描いた絵本です。

感想・レビュー・書評

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  • 〝ぼくのペットは小さなゾウ。でも、ゾウを飼っているのは、ぼくしかいない。ある日ペットと一緒に集まるパーティーに、ゾウくんを連れてでかけると、ドアには「ゾウはお断り!」の看板がかかっていた…。がっかりしながら歩いていると、スカンクをペットにする女の子と出会った。女の子も、パーティーに参加させて貰えずにいた・・・。でも、二人は「どんな動物も大歓迎!」のペットクラブを立ち上げることを思いついた…〟友だちと友達のペットを大切に思う気持ちを、やわらかいタッチで丁寧に描かれた、心が穏やかになる絵本。

  • 図書館の「ぬいぐるみお泊まり会」(子どもが自分のぬいぐるみを図書館に連れて行ってぬいぐるみだけ「お泊まり」し、図書館員さんたちがぬいぐるみが図書館を探検する様子を写真に撮ってくれたりするイベント)に参加した我が家のわんこを迎えに行くと、わんこと一緒に図書館員さんが、
    「これを読んでたよ〜」
    と渡してくれた絵本。
    途中、ゾウが頑張る場面はたいそう切なかったけど、いい結末。
    絵も温かくて良かった。

  • 息子8歳1か月
    息子が喜びそうな本を図書館から借りてきて読み聞かせ…最近は息子が一人で読みます。作品によってはボリュームたっぷりでも読む。母はサミシイ。

    〈親〉
    絵が好き ◯
    内容が好き ◯

    〈子〉
    読んだ◯
    何度も読む(お気に入り)
    その他

    やさしいお話です。
    「おことわり」なんて仲間はずれにされるの、かなしいな。

  • リサ マンチェフ (著), ユ テウン (イラスト), Lisa Mantchev (原著), たなか あきこ (翻訳)

  • 「ある日男の子が、ペットといっしょにあつまるパーティーに、ゾウくんをつれてでかけると、ほかの子とはちがうからと、パーティーに入れてもらえませんでした。がっかりしながら歩いていると、スカンクをつれた女の子にあいました。女の子も、パーティーに参加させてもらえなかったのです。でも、ふたりはいいことを思いついて…? なかよしの男の子とゾウくんをはじめ、ともだちがお互いを思いやる気持ちをていねいに描いた絵本です。」

  • 文章は短いが、内容はしっかりしていて
    集中力が短い娘も集中して聞いてくれた。
    少年とぞうの関係性も○

  • いもうとがえらんだほん。いろんなどうぶつがでてくるのがいい。

  • いじめの本 おすすめ5 英語でGreater Good Berkleyより

    Strictly No Elephants

    り。1292
    6y2m
    なんか良かったみたい

    じ。628
    3y6m

  • 優しい気持ちが溢れる絵本。
    自分の大切なものに対する姿勢、間違っていると感じ行動に移す姿、大人の私も自分という芯をしっかり持たなくてはと強く感じたお話だった。

  •  みんなとちがうことって、わるいことなの? ぼくのペットはちいさなゾウ。でもかわってるからって、パーティによんでもらえなくて・・・。ともだちとのちがいをすなおにみとめられることってステキだね。
    (児童担当/ししかーち)

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著者プロフィール

米国生まれの作家。カリフォルニア大学アーバイン校で脚本を学ぶ。ファンタジー三部作「TheatreIlluminata」シリーズ(未訳)など、多くのYA小説を手がける。はじめて絵本の文章を書いた本書は、子どもたちのために書かれた優秀な作品に贈られる、シャーロット・ハック賞のオナーブックに選ばれた。ワシントン州のオリンピック半島に家族と暮らしている。

「2016年 『ゾウは おことわり!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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