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- Amazon.co.jp ・本 (194ページ)
- / ISBN・EAN: 9784198643904
作品紹介・あらすじ
著者は10年前アルツハイマー病と診断されましたが、今も周りの人とともに日常生活を送っています。看護師という医療の専門家である著者が、認知症と共に生きる生活の中で感じたさまざまな思いや日ごろ考えたことを、フェイスブックで発信してきました。 「よく、本人の世界とか言われるけれど、おかしな人の特別な世界ではない。機能の低下による混乱という正常な反応」(フェイスブックより)。本書には認知症の真実が書かれています。
感想・レビュー・書評
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現在、日本認知症本人ワーキンググループの代表理事である藤田さんの歩み、日々の暮らしと活動の実態、日本社会に向けたメッセージが記されている。彼女は経験豊富な看護師であるが、45歳でアルツハイマー病と診断された。認知症に関する根強い偏見、医療や福祉システムの問題点等を経験に基づいて指摘している。
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認知症になった人の発信は、豊かな社会を作るために、とても貴重な情報になる。
認知症の人を一括りにしてはいけない。この本は藤田さんがどう感じ、どう考えているかということ。それでも一般的に思われている「認知症の人」とのギャップがあることの気づきを得られる。
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