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- Amazon.co.jp ・本 (409ページ)
- / ISBN・EAN: 9784198644000
作品紹介・あらすじ
宮本武蔵。弁之助は自らをそう名乗った。名付け親は佐々木小次郎。
小次郎はまさに天才的武芸者だ。翻って、自分はこの京にあふれる無数の牢人のなかでどう抽んでればよいのか。
北白川城趾に向かう最中、気配を感じ振り返る。頬に切先。取り囲む野臥せりたち。だが次の瞬間、武蔵は意外な態度を取る。物思いに沈んだのだった。
死。死。死。際限のない死と引き換えに武蔵が手にするものとは。傑作大河小説、圧倒の第五巻!
感想・レビュー・書評
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花村版の新解釈の若き武蔵を描く第5巻。
歴史的には慶長七年前後ということで、家康が征夷大将軍になる直前の話です。
武蔵となった弁之介ですが、剣にも女にも成長が著しくなっています。
成長するたびごとに大切な人との死別があり、不穏な雰囲気がありますね。
本巻では小次郎そのものが登場しなかったのですが、武蔵の直近の目標が小次郎になっている感じです。
6巻ではどのような展開になるのか、そろそろ吉岡一門の話が出てくるのではと期待します。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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