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- Amazon.co.jp ・本 (120ページ)
- / ISBN・EAN: 9784198651978
作品紹介・あらすじ
「おとぎ話の名手」として知られる
ラフィク・シャミが贈る
人形つかいとあやつり人形たちの
友情の物語
「もう、糸につながれているのはいや!」
ハサミで糸を切ってしまった
あやつり人形たちが
はじめたことは……?
人形つかいのマリオは、
あやつり人形たちといっしょに
国じゅうを旅して、
自分で作ったお話を、
人形劇として演じていました。
でも、マリオが人気者になり、
同じ芝居を何百回もくり返すようになると、
人形たちはうんざりしてきました。
ある晩、王妃役の人形が、
ハサミで自分の糸を切ってしまい…?
「物語の名手」として知られるシャミが贈る、
人形つかいと人形たちの友情の物語。
人形劇のストーリーとして
作中で語られるおとぎ話も楽しい。
挿絵多数。
感想・レビュー・書評
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人形つかいのマリオはお話を作るのがとても上手。最初はお客の入らなかった人形劇も次第にお客が入るようになります。そして、いつも同じ演目に。マリオは自分のはげた頭を隠すためにカツラを被り、そしていつもの演目が始まります。でも、それをよしとしないのは演じてる人形たち。もう、同じ役にも、取り繕って心が失せてきているマリオにもうんざりなんです。
文字量・ルビ、中学年向け。たなか鮎子さんの挿絵が文中にも沢山あり、楽しめます。 -
シリア出身の作家ラフィク・シャミ。
自由と友情の物語だった。子供にも大人にもおすすめ。絵も素敵。
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