マニラ行き片道切符: 天国という名の地獄 (徳間文庫 は 27-1)

著者 : 浜なつ子

• 徳間書店 (2000年9月1日発売)

感想・レビュー・書評

[saka7chanさんの感想 · 2010年7月28日]

良書。フィリピンで人生が狂ってしまった人たちの話です。
フィリピンに住んで一番怖いのが日本人。それが良くわかるのが本書です。
プレミア可してしまっている本ですが、マニラに住んだことがある人には楽しく読めると思うので是非ご一読を。

[spock0106さんの感想 · 2008年5月17日]

無秩序な国フィリピン。そこにはまった６人の男の物語。小児性愛者の容疑で刑務所にいる男、大麻所持の容疑で死刑判決を受けた男、フィリピン女性に２億円つぎ込んだ男、宿無し、金なしの男、日本社会から見るとどうしようもない彼ら。でも彼らの話を読むとフィリピンという国はむちゃくちゃでどうしょうもない国だけど、麻薬のような魅力がどこかにあるのかもと思えてくる。