くノ一元禄帖 (徳間文庫 り 7-1)

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  • 徳間書店
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感想 : 1
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  • Amazon.co.jp ・本 (332ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784198917739

感想・レビュー・書評

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  • 一言で表現するなら、エロです。(身も蓋もないですね)



     表紙の綺麗さに手を出して、「ああ、この作者なら昔読んだし。面白かったし」。中身は、冒頭から若妻(江戸時代の若妻だから十代半ば)、幼さの残る姫様がいきなり得体の知れない化け物に悪戯されているシーン。で、姫様は悦んでます。旦那に満たされてなかったので。

     真っ当なポルノ書きたいなとか思っていたところなので、買いました。



     なんていうのか、これは「くの一」物ですが、ソフトです。女の子が化け物に陵辱されちゃうんですが、どっちもどっち(?)

     人も殺さないし、冷徹さがないし。

     女の子に痛々しさがないから、読みやすいですよ。生ぬるさは感じますが、(人を殺さないところとか、命令違反に甘いとことか、死闘の最中のはずなのになるだけ殺したくないと思っているあたりとか)健康的です。

     あ、でも一つ忠告です。

     この作品は「レズ」か、「化け物陵辱」しかないです。普通の男女のエロはありません(断言)。いや、二巻が出ればもしかしたら? でもこの作者だと、男女より先に「ヤオイ」かも?

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著者プロフィール

東京都両国生まれ。ファンタジーノベル、伝奇小説の分野で活躍後、時代小説、警察小説を発表する。著書多数。

「2023年 『公儀鬼役御膳帳 連理の枝 〈新装版〉』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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