警視庁心理捜査官 上 (徳間文庫)

著者 :
  • 徳間書店
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本棚登録 : 426
感想 : 28
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  • Amazon.co.jp ・本 (400ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784198920159

作品紹介・あらすじ

このホトケはまるで陳列されているようだ…抉られた性器をことさら晒すポーズ、粘着テープ、頭部からの夥しい流血。臨場した捜査一課に所属する心理捜査官・吉村爽子は犯人像推定作業を進める。警察小説に新風を吹き込むと絶賛された傑作。

感想・レビュー・書評

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  • ハラハラドキドキの上巻です。
    後半が楽しみです...と言いつつ、後半を先に読んでしまいました(残念)。
    でも、とても、面白い一冊(二冊)です。


  • 黒崎視音の初読み。

    性的倒錯者による異常犯罪かと思いきや、何やら事態は別な方向に重点が置かれている様子。個対組織 の構図とともに、なかなか目の離せない展開は◎。
    とりあえず、下巻を読むのが待ち遠しい。


    女性刑事モノを読むのは、誉田・柴田・乃南・秦、に続きまだ5シリーズ目でしかないが(誉田哲也で2シリーズ)、それらの中ではヒロインが最も可愛らしい感じ。(弱々しい?可憐?)

    若干性急な展開を見せそうな恋愛模様は、このペースで進んでしまえば鼻白んでしまいそうな予感もするが………、その他サブキャラも立っているし、主人公の芯の強さも魅力。

    「ハンチョウ」その他、警察小説原作の刑事ドラマが立て続けにヒットしている昨今………「アンフェア」「ストロベリーナイト」の女性主人公モノの成功も前例としてあることだし、味を占めたテレビ関係者から、そのうち映像化の話も持ち上がりそう。
    あとは………ヒロインに見合うキャスト(“背が低くかなりの童顔”に見合う若さと容姿をもち、かつ“アイドル系女優主演の話題先行ドラマ”で終わらないだけの演技力も備える)が見つかるかどうかかな。

    上巻時点なので、★3つの7.5ポイント

    2012.05.28.了。

  • 06月-15。3.0点。
    捜査一課の心理応用捜査官、巡査部長の女性主人公、暗い過去を持つ。
    女性が殺害され、異常な格好をさせられる。心理捜査官としてプロファイルをするが。。。

    シリーズ第一作蘊蓄が多めだが、描写が丁寧。下巻も期待。

  • 読むのが辛かった〜。

    テンポ悪いし難しいウンチク多いしあっちこっち話膨らませ過ぎて本編進まないし。

    期待してた分残念感が半端ない。

    下巻は読みません。

    続編の最新刊買わなければ良かった。
    コレも読まないかもしれない。

  • 捜査一課所属の心理捜査官、吉村爽子。
    心理捜査官というだけでも煙たがられる刑事の中で、しかも爽子は年齢よりもかなり若く見られるので、風当たりも強い。
    それでも女性を襲う殺人犯に怒りを抑えることは出来ない。
    先輩女刑事の協力の下、捜査を続ける。
    爽子のプロファイリングした犯人は現れるのか。
    女性を軽視する警察野中だけに、爽子を断然応援したくなる。

    2020.3.10

  • このホトケはまるで陳列されているようだ…抉られた性器をことさら晒すポーズ、粘着テープ、頭部からの夥しい流血。臨場した捜査一課に所属する心理捜査官・吉村爽子は犯人像推定作業を進める。

  • 内容は面白いんだけど、イマイチ入り込めない。
    視点がちょこちょこ変わるからかな?
    爽子もなんだか掴めないし。。犯人も見えないし。下巻でどうなるのか…。

  • 心理捜査官、FBI的にはプロファイラー。警視庁の心理捜査官が殺人の捜査に加わりプロファイルを発表するが周りに受け入れられず奔走する話。ところどころ余計な詳細が気になったが上は面白かった。

  • 読メの『サイレント・ヴォイス』の感想に本書が引き合いに出されていたため上巻をお試し購入。警視庁捜査一課の中の心理捜査官、そして女性であることが不利になっている描写がそこここにあり、妙なリアリティを感じた。主人公・吉村爽子の暗い過去も上巻で示されており、本書の主題が警官を志した過去にあるのではなく、逆境の中でプロファイリングを駆使した容疑者逮捕に至るサクセスストーリーを予感させる。『サイレント・ヴォイス』と比べるべくもなく重厚に感じた。

  • この手のお話には珍しい感じのする上下巻。
    どう転ぶのかまだ見えないので続きが楽しみ。

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著者プロフィール

岡山県在住。『警視庁心理捜査官』で鮮烈デビュー。この作品は人気TVドラマとしてシリーズ化された。吉村爽子と柳原明日香という女性捜査官二人を主人公とする「心理捜査官シリーズ」は好評を博し、その続篇も読者に熱狂を持って迎えられている。警視庁特殊部隊を描く「六機の特殊シリーズ」も、組織や装備などのリアルな描写と作品内で展開される戦略の緻密さが凄いと評判になり多くの読者を獲得した。この2シリーズで警察小説の書き手として不動の地位を築いたが、近著はなんと時代物! 幕末の世を疾風のように通り過ぎた美少女剣士の物語、『緋色の華 新徴組おんな組士 中沢琴』。新境地を開いたのち、次にいかなる作品を引っ提げて打って出てくるのか、固唾を飲んで待たれている現況である。

「2023年 『交戦規則 ROE 〈新装版〉』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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