- Amazon.co.jp ・本 (519ページ)
- / ISBN・EAN: 9784198922252
感想・レビュー・書評
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警視庁警備部第六機動隊、通称6機。
土岐小隊長率いるSATの面々。
様々なキャラクターの面々が、様々な事件を解決していく。
時には傷付き、時には苦難のなか、大切な仲間となり、様々な困難をくぐり抜けていく。
最後のハイジャック事件で、土岐は、犯人たちを制圧できるのか?
SATの活躍を描くアクション・ストーリー。
必読です。
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警察装備品(武器)について書きたかっただけだろうな
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銀行の立てこもり、全国警察特殊部隊訓練競技大会、機動救助隊、被匿監視、スナイパーの誕生、航空機ハイジャック・・・
これだけの内容がキャリア路線から逸脱した警視庁特殊部隊・SATの土岐小隊長の目線で描かれる連作集。
専門用語が多く、最初は読みにくい部分もあるが、いろんな経験・出会いを通して成長していく土岐の姿に、徐々に物語に引き込まれていく。
連作集と言っても、一作一作が完結されており、短編と言うには量も多いので、一作ずつゆっくり楽しむのもいいかも。
終始ハラハラさせられ、最後には涙を誘う場面もあり、私にとっては「お得な」1冊。
特に土岐が機動救助隊に出向した話がお気に入り。
思わず、映画「252」が脳裏に浮かぶ作品。
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「相手は銃器で武装。現場には多数の人質がいる模様。これより特殊治安出動装備にて臨場する!」警視庁警備部第六機動隊、通称六機。対テロ対策を主とする特殊部隊だが、出動要請は様々だ。
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救出等のシーンには臨場感、緊迫感がありとても面白かった。メンバーの個性も様々でバランスよく描かれている。会話にユーモアもあり、メリハリがあった。
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異例の人事によりSAT小隊長となった警察庁キャリア土岐悟、人呼んで「気絶した警視」が、「不死身の警視」と呼ばれるようになるまで。
オカルトや仏教要素は若干余計な気もするし、作品中で描かれているキャリア像というのもステレオタイプにすぎるというのはあるのだが、一般人の思い描く典型的キャリアであるライバルとの対峙などの組織内対立はなかなか面白かった。主人公の成長物語がいい。 -
警察官僚いわゆるキャリアである主人公が、ふとしたきっかけで、自ら起案した突入及び制圧を旨とする特殊部隊の小隊長として転身、現場で揉まれる中で成長していくというストーリー。折角、凝った背景を設定したのだからもう少し掘り下げるなり、リアリズムで攻めるなりすれば面白くなりそうな要素はあるのだが、いかんせん中途半端。