黒を纏う紫 (徳間文庫 こ 34-1)

著者 :
  • 徳間書店
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感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (541ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784198925857

感想・レビュー・書評

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  • あんまり感情移入できなかったなぁ。

    多分登場人物があまり好きでなかったんだろうなぁ。

  • よくも悪くも五條さんテイスト。
    悪い人間ほどかっこよく無敵に書かれてるw

  • おー!この正月休みにようやくのヒット。

    自分の体への異常を感じつつも特殊物質を運ぶ運転手。
    恵まれた環境で育ちつつも自分の出生に疑問を感じる女性。
    天性の魅力で破壊と破滅に人を導く男。
    万華鏡のようにカラフルな登場人物が、ぱちんとはまるのはさすが。

    ただし、やや書き込み不足?とかえー、その偶然はどうなのー?
    とか突っ込むところはありありだった思うけれど、
    この正月に読んだいくつかの本が自分の中ではやや期待はずれだったので、
    いつも以上に満たされました。

    基本的には絶対基準をつけたいんだけど‥
    いつもの五條節からしたら★は4つだけど、正月祝いもかねて5つかな。

  • 内容(「BOOK」データベースより)
    大量の移民に溢れかえる“夜の都”東京。巨大都市のエネルギーを支える“特殊物質”が危険なカルト教団に狙われた!特殊物質運搬者の鶴見に迫るテロリストたちの魔手。この街にすべてを奪われた男の運命を握るのは、ひとりの女―。

    (借)

  • 過去“移民”の男にすべてを奪われ、今は仕事とアナログな趣味に生きる鶴見。
    不仲な家族と距離を置き、問題児な友達と同居し気紛れに日々を過ごすマキ。
    偶然出会った2人はなんとなく、約束もないまま同じ店で会うようになり―何度か会ううち、鶴見が気に入っているプレイヤー・ドリーマーを見せる為に賭けビリヤードへ行く約束をし。
    しかし、出掛けたその会場で賭金を奪う一味と胴元“楽園上海”の争いに巻き込まれ…!
    そこで目にした襲撃者は、かつて鶴見の平穏を壊した元凶だった。

    夜の都・東京に“クウ”が戻り繰り広げられるのは…
    更なる繁栄を求める移民の王
    移民排斥を叫ぶ政治家
    世界を救おうと行動する狂信者集団
    各々の狙いが、鶴見達“運転手”の“荷”に迫り…!

    いやもう、複雑に登場人物が関係してるのがスゴイです!
    ストライプの疾走感が(や、ホントに爆走してるケド!)…最後まで巧くいく、かと思わせて発案者までそうなっちゃうの?!
    イブを囲ってたのが彼だったとは!まんまと騙されましたョ☆
    クウは…もう少しイタイ目にあっても良いと思う★
    あきらめてる、っぽい2人が(一応は)ハッピーエンドで良かった
    そしてドリーマーは底知れない人でした

    20070412

  • これはブラックすぎる。救いがありそうでなさそうな。

  • 2007/04/13

  • 主人公の影が薄い気がします。いっそのことクウが主人公でよかったかも…。

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著者プロフィール

大学時代は安全保障問題を専攻。大学卒業後、防衛庁に就職し、調査専門職として勤務。退職後、フリーライターを経て1999年に北朝鮮問題を題材とした『プラチナ・ビーズ』で作家デビュー。2001年『スリー・アゲーツ』で第3回大藪春彦賞を受賞。

「2018年 『焦土の鷲 イエロー・イーグル』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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