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- Amazon.co.jp ・本 (648ページ)
- / ISBN・EAN: 9784198926496
作品紹介・あらすじ
飽くことなき欲望と、尽きることなき性戯。しかし、日々繰り広げられる饗艶にもやがて翳りが…。西門慶、金蓮、瓶児、春梅らに下された運命とは?人の生とは、かくも猛々しく儚きもの…。削除・未訳出箇所を復活させた新訳、ここに堂々完結。
感想・レビュー・書評
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2018/01/19 19:07:09
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どう考えても「性愛」カテゴリなんですが、あえて中国文化に入れました。
さて、金瓶梅は北宋時代を舞台とし、地位も金もある主人公が淫蕩の限りをつくす艶本です。
やつら遊んでばっかりなので、性愛の描写も充実しているのですが…酒の席でのいろんなゲームや、各節句にどんな酒を飲み何を食べるのか、祭事の様子、贈り物の内容など、こまごまとした日常を知ることができます。
下巻では主人公が死んでから商売を縮小していく過程で、当時の金持ちが役所仕事の他に、どういうしくみで商売をひろげていたかなどを知ることができます。 -
真剣に読むと時間がかかるので、深いことは考えずに読むといいです。ただの官能小説ではないところが面白い。
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