- Amazon.co.jp ・本 (332ページ)
- / ISBN・EAN: 9784198927370
感想・レビュー・書評
-
こりゃ面白いシリーズを見つけちまった。江戸が舞台の娯楽小説だけど、続々と実在の人物を登場させて、それも通説とは違うユニークな人間味を加えて楽しませてくれる。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
スーパースター総登場!というような小説。軽快なテンポで、スターが次々と、いかにもそれらしい雰囲気を大切にしながら、話に絡んできます。それぞれがスーパースターなので、どこかで読んだかな?というデジャヴにも襲われそうな。
主要人物の二人が良い味です。
これは、勢いに乗って、続編を読みたくなります。
写楽の締めくくりが性急すぎる感じがありましたかねえ。
耳袋とは全く違った話のテンポが、新しい魅力に感じました。 -
怪しい仕事をする住民が住まう長屋
なんだか過去がありそうな佐平次
キャラが立った登場人物が織り成す
江戸の話・・・元ネタありそうな作者の
紡ぎ出す物語が際立ちます -
最近は、風野真知雄中毒です。面白い。
図書館で借りてきた本を全て読みきったので、合間を埋めるために、古本屋(天牛堺書店)で探してきた。穴屋?って商売に「何じゃこりゃ?どんな話やねん?」と思いましたが、ちゃんと話は成り立ってます。最後の展開も予想外。
まっとうな時代小説のつもりで読むと裏切られます。でも裏切られても、楽しめる、そんな愉快な娯楽小説です。 -
短編7題
<穴屋 どんな穴でも開けます 開けぬのは財布の底の穴だけ>看板の佐平次の物語。
葛飾北斎、遠山金四郎、山田浅右衛門、大田南畝(写楽の謎・・十返舎十九等)、二宮金次郎、シーボルトが登場するちょっと変な話。
ある程度登場人物を知っておけば、気楽に読み流せる。
元公儀隠密倉地朔之進である主人公とヘビ屋の娘お巳よとの愛の行方はHappy。
今後、できたら一話を長く描いてもらいたい。 -
3/4
-
2008/02/17読了