震撼の太刀: 織江緋之介見参 (徳間文庫 う 9-13)

著者 :
  • 徳間書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (317ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784198927653

作品紹介・あらすじ

御座船安宅丸の水軍演武中に、大挙襲来した刺客から命を狙われた四代将軍家綱は、間一髪のところを緋之介に救われた。恨み骨髄に徹した堀田正俊は、大奥別式女衆の武芸達者に緋之介闇討ちの命を下す。一方、吉原を我が手中にせんとする大津屋しまは…。家康が忌み嫌ったと言われる妖刀村正に秘められた、幕府崩壊に繋がる謎とは一体なにか-。

感想・レビュー・書評

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  • シリーズが中だるみなのか、歯切れが悪い。
    今まで基本的に一話完結だったのだが、世継ぎを巡っての暗躍と”村正”に隠された秘密の話が、今一つ繋がりが悪く消化不良。
    歴史に興味があれば楽しいのかもしれないが、知識がない分、世継ぎの話が延々と続くし、緋之介の活躍も少なく退屈。
    毎回気になるのが、同じ注釈が何度も出てくる点。各巻で出てくるのはともかくとして、同じ1冊でも説明がダブっている部分がある。ここらは編集でチェックできないのだろうか?

    大きな話の流れは続いているので、次作が最終作になる分、盛り上がりに期待。

  • そんな深慮遠謀な企みが?

  • 第六弾
    吉原潰しに新たなる一手
    村正の謎は

  • 村正の秘密が!
    政治のパワーゲームに神君の残留思念が悪影響する
    最初は懐深く感じた光圀が叔父の頼宜(紀州公)のせい
    で、霞んでしまったな

  • 初版本H20.10.6購入

  • 4/9

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著者プロフィール

上田秀人
一九五九年大阪府生まれ。大阪歯科大学卒。九七年小説CLUB新人賞佳作。二〇〇一年作家デビュー。歴史・時代小説を中心に活躍。主な文庫シリーズに「闕所物奉行 裏帳合」(中公文庫)、「禁裏付雅帳」(徳間文庫)、「聡四郎巡検譚」「惣目付臨検仕る」(光文社文庫)、「奥右筆秘帳」(講談社文庫)、「町奉行内与力奮闘記」(幻冬舎時代小説文庫)、「表御番医師診療禄」「高家表裏譚」(角川文庫)、「日雇い浪人生活録」(ハルキ文庫)、「辻番奮闘記」(集英社文庫)、「勘定侍 柳生真剣勝負」(小学館文庫)など。一〇年『孤闘 立花宗茂』(中央公論新社)で第十六回中山義秀文学賞を受賞。二二年「百万石の留守居役」
シリーズ(講談社文庫)で第七回吉川英治文庫賞を受賞。『翻弄 盛親と秀忠』(中公文庫)など著書多数。

「2023年 『夢幻(下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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