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- Amazon.co.jp ・本 (416ページ)
- / ISBN・EAN: 9784198934897
感想・レビュー・書評
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久し振りに戸梶印の小説を読んだ。
相変わらずの鬼畜っぷりは最小限に留められ、
最初は妖しかった表題の警視正が
なんだか妖しさを完全な魅力に消化・昇華させて終わっていく。
熱血教師などの臭い台詞もラストには何故だかグッと来たりする。
主要キャラだけは個性豊かな登場人物のなかでも
一際しっかりとエグ味が増していて
しかも文章自体は「正に現在」な県道(ストリート)感覚なので、
驚くほどス~ラス~ラ読める。
所々に風刺的な事柄もアクセントにしていて、
いやあ、下世話って本当に最高ですよね、というエンターテイメントになっていて、シリーズモノとしては続きが気になる。詳細をみるコメント0件をすべて表示