- Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
- / ISBN・EAN: 9784198935238
感想・レビュー・書評
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タイトルのキャッチーさと、カバーのイラストの可愛さに惹かれて購入。
"ぶたぶた"は、人間と同じように生活していて、ぬいぐるみだけれども仕事をし、丁寧な言葉を話し、飲食する。
誰に対しても平等に優しく、そんな彼だからこそみんなに好かれる。
ぶたぶたとの出会いを通して人々が自分の心の中の小さな優しさに気がつき、温かい人間になっていくような気がした。
ぶたぶたはシリーズになっているため他も読みたい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
最近、肩が凝るような本ばかり読んでいる。
仕事関係で、しかたがないのだ。
そんな中で、思い切り気楽な本が読みたくてチョイスした。
本屋さんでも、このシリーズはなかなか存在感がある。
これが第一作のようだけど、原著は1998年?
もう二十年以上続いている人気シリーズ。
ある時はシェフ、ある時はタクシー運転手、そしてある時はやられ屋。
一編ごとに状況も、仕事も変わる。
主人公は変幻自在だ。
最初は名前こそ同じだが、違う人なのではないかと思ったくらいだ。
何しろ、主「人」公はぬいぐるみで、工業製品なのだから。
ぬいぐるみが生きていてというのは、今や映画「テッド」なんかもあることだし…。
見かけはキュートなぬいぐるみ、中身は中年のおっさん、みたいなところをコメントすべきかも?
ともかく、設定にしても、物語の作りにしても、これでもかっ、といわんばかりの謎てんこ盛りである。
が、それでも混乱せず、サクサク読めるのがすごいところだと思う。
ページをめくり続ける快感を久しぶりに味わった。
このシリーズを読み続けるか。
それは正直わからない。
が、もし読む機会があるなら、むしろ最新作を読んでみたい。
漫画も20年も連載が続くと、絵柄が変わってくるように、シリーズ小説もきっと変化があるはず。
今の状態なら、どんな作風の変化があるのかが感じ取れるだろうから。 -
表紙あらすじを見てなんだか不思議なストーリーだなと手に取りました。
見た目はぶたのぬいぐるみ、中身はおじさん。そんなぶたぶたさんのほっこりする短編集
癒される〜と続編を調べてみると30冊以上!!
こんな癒されるストーリーが30冊以上読めるなんて楽しみです!
全冊読むのが私の夢です。 -
いつ読んでも良いけど、難しい話は読みたくないが、ただ面白おかしいだけじゃなく、恋愛でもなく、、、というような気分の時に最適。
ほっこりとか、ほのぼのとかいうよりは、もう少し実のある感じ。 -
短編だけど、ひとつのお話だった!
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古本屋でみつけ、初ぶたぶた。名前だけは知っていたぶたぶたシリーズ。シリーズの他のは置いてある本屋にも、大本のぶたぶたは置いてなくて、なんとなく読まずに何年もすごしていた。
悩みのある人が、たまたまピンクのぬいぐるみ山崎ぶたぶたさんと出会い、その出会いがきっかけで何かが動き出す。ほっこり系短編集。ぬいぐるみが動く描写がかわいい。会いたい。瓶の牛乳を飲むところ見たい。 -
ぶたぶたさん、可愛い!
ぬいぐるみなのに、とっても器用で人間界に馴染んでいる。
初めて彼を見た人の反応が面白い。見た目は真似できないけど、ぶたぶたさんのようにマイペースに、人に優しくてきる人間でありたい。 -
シリーズ一作目ですね。バレーボール大のピンクのぶたのぬいぐるみなのに中身は中年男性、山崎ぶたぶた。ちゃんと話すし食べて飲んで酔っ払いもします。ぶたぶたさんは各話違う職業でそれぞれの前に現れます。流石に殺られ屋には驚きましたが、どの話でも関わった人々がぶたぶたさんによって得るものがあって気持ちよく終わるところがとても好みです。ラスト一話の構成も素敵ですね。このシリーズはどこから読んでも大丈夫そうなので今後も少しずつ心が癒しを欲しい時に手に取っていきたいと思います。
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2019年度 6-3
13分 -
最高なぬいぐるみ「山崎ぶたぶた」
ぬいぐるみの彼に驚きながら心惹かれていく主人公たち。
最後の「桜色を探しに」は涙なくては(大げさ?)読めません。
読み終わってとてもほっこりした気分です。
いい本です。