お髷番承り候 九 登竜の標(徳間文庫)

著者 :
  • 徳間書店
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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (317ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784198938932

作品紹介・あらすじ

将軍家綱のお髷番にして寵臣深室賢治郎は館林徳川家の黒鍬者に襲われるが、返り討ちに。老中阿部忠秋はこれを謀叛と取り、賢治郎に黒鍬者殲滅を命じる。一方、将軍正室の懐妊を確信した甲府藩家老堀田正俊は、大奥に刺客を送って害そうと画策。家綱の身にも危難が迫る。事態を打破しようとする賢治郎だが、目付に用人殺害の疑いをかけられ――。寵臣として最大の試練。その真価が問われる。

感想・レビュー・書評

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  • とうとう家綱との蜜月も終わりに近づきましたか?頼宣は、賢治郎を殺すつもりだったのに育てるの?

  • シリーズ第9弾。
    どこまでも家綱に忠誠を誓う賢治郎。
    この時代では当たり前の事なんだろうけど、ちょっと理解できない。殉死は嫌だな。

  • 第九弾
    陰で暗躍する 者どもの多いこと?
    決まり事とやり取りしながら陰で

  • 色々な思惑の真っただ中
    深室は黒鍬者に襲われるが虐待
    将軍も腹を決めるか!
    次号を待て!
    (実は先に読み終わってる(笑))

  • 2015.05.28.読了

    上田秀人さんの違うシリーズを続けて3冊読んだので、
    シリーズ毎に ああ、この話ね
    と 思い出した感じ。

    これは家綱の時代。

  • 賢治郎、ようやく一皮向けそうな予感。

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著者プロフィール

上田秀人
一九五九年大阪府生まれ。大阪歯科大学卒。九七年小説CLUB新人賞佳作。二〇〇一年作家デビュー。歴史・時代小説を中心に活躍。主な文庫シリーズに「闕所物奉行 裏帳合」(中公文庫)、「禁裏付雅帳」(徳間文庫)、「聡四郎巡検譚」「惣目付臨検仕る」(光文社文庫)、「奥右筆秘帳」(講談社文庫)、「町奉行内与力奮闘記」(幻冬舎時代小説文庫)、「表御番医師診療禄」「高家表裏譚」(角川文庫)、「日雇い浪人生活録」(ハルキ文庫)、「辻番奮闘記」(集英社文庫)、「勘定侍 柳生真剣勝負」(小学館文庫)など。一〇年『孤闘 立花宗茂』(中央公論新社)で第十六回中山義秀文学賞を受賞。二二年「百万石の留守居役」
シリーズ(講談社文庫)で第七回吉川英治文庫賞を受賞。『翻弄 盛親と秀忠』(中公文庫)など著書多数。

「2023年 『夢幻(下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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