伊藤一刀斎 上 (徳間文庫 よ 21-1)

著者 :
  • 徳間書店
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (615ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784198939656

作品紹介・あらすじ

永禄13(1570)年、時は戦国乱世の時代。伊豆大島から島抜けした20歳の弥五郎は、運命の糸に手繰り寄せられるようにして三嶋神社の宮司と邂逅を果たす。剣豪・鐘捲自斎、領主・松田康長、宮司の娘・波路。多くの人々と接するうち、弥五郎は剣術の道を極めることを決意するのだったが……。伊藤一刀斎と名乗るまで、一刀流開祖の礎はいかにして築かれていったのか。あらたなる剣聖小説待望の文庫化!

感想・レビュー・書評

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  • 単行本で読了。
    道を究めるものは孤独で己に厳しい。
    武蔵とは違う人間的な名人。私は武蔵の方が好きである。

  • 剣豪ファンなら、おすすめ。一刀斎の長編小説なかなかないので、良いかと。

  • 作者がこの本に気持ちを込めたのが分かるとても良い本でした。
    小説なので創作の部分が多いですが、当時の人々の暮らしや感情、風景がありありと感じられてとても気持ち良く入り込みながら読むことができました。

    伊藤一刀斎の事を書いた作者が他にもおられますが、他の方がどのように書いたも興味が湧きました。

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著者プロフィール

1949年東京都生まれ。東京大学在学中に全日本剣道連盟派遣学生指導員としてフランスに渡り、以後、フランスで剣道指導に携わる。剣道八段、パリ在住。2007年に『侍の翼』でデビュー。他の著書に『青江の太刀』『行くのか武蔵』『武蔵円明の光』『伊藤一刀斎』など。

「2018年 『いのち買うてくれ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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