チャーメインと魔法の家: ハウルの動く城 3 (徳間文庫 シ 1-4 ハウルの動く城 3)

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  • Amazon.co.jp ・本 (411ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784198940980

作品紹介・あらすじ

本好きの女の子チャーメインは、魔法使いの家の留守番を頼まれた。家の扉は王宮や過去の世界など、さまざまなところに通じているらしい。魔法の本をのぞいたせいで恐ろしい魔物に出会ってしまったり、魔法使いの弟子を名乗る少年がころがりこんできたり…。やがてチャーメインは、王宮で進行している陰謀を食いとめるため、遠国の魔女ソフィーと協力することに…? ソフィーの夫ハウルも、意外な姿で登場!「ハウルの動く城」シリーズ第三弾・完結編。

感想・レビュー・書評

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  • ハウルの動く城、シリーズ第3弾!
    シリーズの中で最も好みであった
    最初はチャーメインのひねくれた感じに好きになるか心配だったけど、途中から物語が華やかになってとても楽しい
    不思議な魔法、不思議な家、そして不思議な人達
    トントンと叩いて呪文を唱えると朝食が出たり……めちゃくちゃ素敵な魔法の家!
    魔法とかあるファンタジー小説ってやっぱり胸が高鳴ってワクワクしてしまう
    ハウルシリーズ、登場人物みんな個性的で良いなぁ
    チャーメインは箱入り娘で世間知らずでちょっとわがままな感じだけど、ちょっとずつ成長が見られるのがとても良い
    そしてやっぱり、ハウルやソフィーも登場!
    この夫婦は喧嘩するほど仲が良いなぁ笑

  • 今回も、ソフィー達が登場したあたりからぐんとおもしろくなる。そしてまたまた見事な伏線。
    ソフィーの台詞に激しく同意しながら、笑わせてもらった。そりゃ、むかつくよね(笑)

  • 2巻よりこちらの方がハウルの世界観に近く、ハウルやソフィーもわかりやすく出てくるので読みやすい。ハウルの世界にも沢山の国があって3巻の国はおそらくハウルの国からそれほど遠くないんだろう。2巻の最後のあたりと繋がっているので2巻を読んでいるとわかることはあるけれど読んでなくても構わないファンタジー感としてはとても最高で、魔法の不思議さがこれでもかっと描かれている。チャーメインが不思議な家の中であれこれするシーンがかなりあってその描写は本当に面白い。個人的には2より3がおすすめ。

  • ハウルの動く城シリーズの最終巻です。映画を観て関心を持ち読み始めましたが、各巻が独立した内容なので読みやすいですし、どの巻もハウルやソフィー、カルシファーが出てくる楽しみもあり、楽しんで読むことができました。

  • 凄く面白い‼︎
    ハウルシリーズの中で一番好きな作品。
    解説の米谷さんの言葉も良かった‼︎

  • 「本好きの女の子チャーメインは、魔法使いの家の留守番を頼まれた。家の扉は王宮や過去の世界など、さまざまなところに通じているらしい。魔法の本をのぞいたせいで恐ろしい魔物に出会ってしまったり、魔法使いの弟子を名乗る少年がころがりこんできたり…。やがてチャーメインは、王宮で進行している陰謀を食いとめるため、遠国の魔女ソフィーと協力することに…? ソフィーの夫ハウルも、意外な姿で登場!「ハウルの動く城」シリーズ第三弾・完結編。」

  • シリーズ3作品の中では、この作品が1番楽しく読めました。出てこないと思っていた人が、あっ!ここに!という楽しさがあります。 #読書 #ハウルの動く城 #本

  • 小さいころに2作目までは読んでましたが、3作目が出てたのは知らなかったので見つけて早速読みました!
    1、2作目と同様に前半は少し説明描写が多いので単調に進みがちですが中盤から後半にかけて物語が一気に動いていくと、どんどん読むスピードが上がります!
    主人公のチャーメインの成長も微笑ましいですが、やはりシリーズファンとしてはハウル御一行が出てくるとウキウキしてしまいます。

    ちなみにジブリとは別物と考えた方がいいです。(私は原作→映画の順だったのですが原作を頭に浮かべて見てたら展開が違うのでおどろきました。今はどちらも好きです!そして結局本作を読みながらも、ビジュアルはジブリバージョンで想像してしまいます笑)

    この作者さんのクレストマンシーシリーズやダークホルム闇の君はハリーポッター前に私のファンタジー好きの扉を開けてくれた作品なのでおススメです。

  • 王室をファンタジーの観点から描く。
    本好きの女の子が魔法を使いつつ、謎を解いていく。
    映画との関連はよく分からない。

  • ジブリから入ったハウルだったので、3シリーズ読了までが長かった。
    子生意気な小娘の話で、海外作品だけになかなか共感はしにくいんだけど、私の思うハウルと別物という認識が前2作のおかげで確立してたおかげで、1番楽しめたようにも思える。

  • チャーメインにイライラしっぱなしだけど、
    そこが作者の狙いらしいので、もうまんまと罠に落ちてるということね。

    今回はカルシファーがメインと言っても
    過言ではないのではないでしょうか、、!
    カルシファーがますます大好きになりました。
    可愛いよカルシファー。

    ハウルが相変わらずハウルで、
    前回よりさらにわちゃわちゃして楽しかったです。
    あーあ、続きが読みたかったよなあ。

  • 小学生の時に読んだ
    ハウルの動く城のシリーズ
    の最後の巻!

    相変わらずのドタバタ感で
    最後に伏線をドバッと回収していく
    手腕には舌を巻きました笑

    懐かしの面々も登場。

    もっとこのシリーズを読みたかったけど
    作者の方は2011年に亡くなられているのね、、残念。

    面白い作品をありがとうございました^ ^

  • ハウルの動く城シリーズ3!
    シリーズ2は読み慣れるまで
    時間がかかったけど3は結構
    読みやすかったです。

    今回の主人公チャーメインの
    本好きなところは親近感。
    ピーターとのやりとりも面白い
    ウィリアム大おじさんの魔法の家はワクワクする。

    ハウル、ソフィー、カルシファーも
    中盤で出てきてまたそこから物語が加速する
    カルシファー大活躍!
    カルシファーがまたとても好きになりました。

    ラストも大好きです
    ハウルの動く城シリーズの世界観大好き

  • 「ハウルの動く城」原作、第3巻(完結)

  • とにかくドタバタが多すぎて、読むのに疲れてしまった。
    それにしてもイギリスの児童書は、読書好きな、本を愛してやまない種類の人間をよく描くものだね。
    面白かったけど、そろそろこの作家は休憩。

  • 翻訳者の方が代わったからか、大好きな『ハウルの動く城』シリーズ1,2巻よりも、もっとスムーズにこの世界に入り込むことができました。この巻でシリーズが終わってしまうなんて、なんだか心にぽっかり穴が。
    今回の主人公は生意気で本を読む以外何にも出来ない少女チャーメイン。とっても言い方のきっつい女の子。
    それでも魔法使いの弟子になるためにやってきたピーターと生活するうちに、自分は”母さんの考えがすべてじゃないって、知る努力をしなかっただけ“と悟ります。自分の痛いところを認めるって難しいです。そんなことがちゃんと出来るのだから、チャーメインはこれからどんどん素敵な女の子になっていくでしょう。
    それにしても、チャーメインにいつもガミガミ言われてたピーターは健気。これからも2人いいコンビになりそう。ハウルとソフィーみたいにね。

    お話は王室をめぐる陰謀や宝探しや魔物との戦いやらもうひっちゃかめっっちやかな玩具箱をひっくり返したような賑やかさ。そこにハウルファミリーが加わってもうどんちゃん騒ぎです。でもちゃんとラストはハウルが決着つけてくれます。ハウルかっこいいわぁ、やっぱり。カルシファーも大活躍してくれました。
    あ、「宿なし」って名前のわんちゃんには癒されますよ。

  • 主人公のチャーメインが お上品なお育ちをしているため まぁ 生意気で何も出来なくて イライラするのですが、作者が「チャーメインを見て イライラしてください」と 言っているのを見て まんまと 作者の思うツボだったようです。
    そんな チャーメインがお話が進むにつれ 成長して可愛くなっていきます。
    カルシファがあるところで大活躍です。好きだな〜

  • ハウルとソフィイーが好き。

  • 主人公はチャーメインという女の子。最初は生意気でわがままな子だなという印象でしたが、だんだんだんだん、世間を知って成長し、かわいくなってくるとこに、ほっこり。
    ハウルとソフィー、カルシファーの3人の掛け合いも笑ってしまった。
    これで最後と思うと、寂しい。

  • 懐かしい面々も描かれているし、ダイアナ・ウィン・ジョーンズの世界観が好きだ。
    ただ、後10年早くに読めていたら、更に楽しめただろうな、とは思う。

  • どたばたどたばた。
    チャーメインの最初に使った魔法がちゃんと回収されてる?
    ハウルとソフィーに吹きました(笑。
    まったくしょうがないね!相変わらず!
    大団円へまさにもつれこむ感じが好きですわ~。

    単独でもおもしろいけど、やっぱり1~2も読んでおくと良いです。是非!

  • 主人公が、ひどすぎて、なかなか没頭して読めなかったかも…。共感できる子でないと、世界観に入り込めないですよね…。でも、キラキラなあの人もモーガンも、ソフィーも出てきますし、彼らが出てくると、どんと話が進んできますので、面白いですよー!(❁´◡`❁)*✲゚*

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著者プロフィール

1934-2011。英国のファンタジーの女王。映画『ハウルの動く城』の原作者。

「2020年 『徳間アニメ絵本39 アーヤと魔女』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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