警視庁心理捜査官 捜査一課係長 柳原明日香 〈新装版〉 (徳間文庫)

著者 :
  • 徳間書店
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感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784198946890

作品紹介・あらすじ

高級住宅地田園調布の公園で死体が発見された!

項垂れてベンチに座っているように見えた男の首は斬りおとされ、膝の上に載せられていた。さらに、その口には警察手帳を咥えさせられていた! 
被害者は元田園調布署でいまは公安に所属する現役の警察官だった。身内が被害者とあって、上層部からの早期事件解決へのプレッシャーも尋常ではない。捜査一課係長で特殊犯第五課の柳原明日香は捜査本部が仕立てたプロファイラーの見解に納得がいかず、連続猟奇殺人事件を解決に導いたもののゆえあって多摩中央署に飛ばされていた吉村爽子を特別招集する。爽子の分析により浮かび上がった意外な犯人像…!

警察小説界女性捜査官最強バディの明日香と爽子の前に、解決できぬ事件はない!

感想・レビュー・書評

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  • 短編だからスカッと勝ち逃げできる作品です
    吉村爽子の見立て通りに捜査が動き、解決す
    る、そんな物語をこのシリーズに求めたい

    たぶん、作者の意図は違うけど(´・ω・`)

  • スピンオフ柳原シリーズ第2段。
    捜査一課係長として現場をしきりつつ自身も足で捜査する。
    ストーリーが短いためkeep outほどではないが、適度な伏線があり楽しく読めた。
    元公安なので捜査手法や思考がそっちによることもあり、個人的にはそこも良かった。
    心理捜査官の最新作も出ているみたいなのでそちらも早く読みたい。3.6

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著者プロフィール

岡山県在住。『警視庁心理捜査官』で鮮烈デビュー。この作品は人気TVドラマとしてシリーズ化された。吉村爽子と柳原明日香という女性捜査官二人を主人公とする「心理捜査官シリーズ」は好評を博し、その続篇も読者に熱狂を持って迎えられている。警視庁特殊部隊を描く「六機の特殊シリーズ」も、組織や装備などのリアルな描写と作品内で展開される戦略の緻密さが凄いと評判になり多くの読者を獲得した。この2シリーズで警察小説の書き手として不動の地位を築いたが、近著はなんと時代物! 幕末の世を疾風のように通り過ぎた美少女剣士の物語、『緋色の華 新徴組おんな組士 中沢琴』。新境地を開いたのち、次にいかなる作品を引っ提げて打って出てくるのか、固唾を飲んで待たれている現況である。

「2023年 『交戦規則 ROE 〈新装版〉』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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