お月見侍ととのいました 父と大江戸爆弾魔 (徳間文庫)

著者 :
  • 徳間書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784198947798

作品紹介・あらすじ

お江戸のニートが事件を解決!?

天明二年。
五十六歳で同心の仕事を辞めた安兵衛。悪人を追いかける生活は終わり、のんびりと毎日を過ごしていた。

しかし、そんな日々を揺るがす事件が起こる。
江戸の町で火薬樽が大爆発したのだ。
誰かが火をつけたらしいが、手掛かりは落ちていたビードロの破片のみだった──。

そんな時、ごく潰しニートの息子・新次郎が江戸に帰って来る。
大坂で天文学を学んでいた新次郎は、ビードロの破片に事件解決のヒントを見つけるが、逆に犯人として疑われてしまい……。

自然科学を武器に、親子バディが大爆発の謎に挑む!

著者プロフィール

三咲光郎(みさき・みつお)
1959年大阪生まれ。関西学院大学文学部卒業後、高校の教職に就くかたわら小説の執筆を開始。1993年に『大正暮色』で堺市自由都市文学賞、1998年に『大正四年の狙撃手』でオール讀物新人賞、2001年に『群蝶の空』で松本清張賞、2018年に『奥州ゆきを抄』(岸ノ里玉夫名義)で仙台短編文学賞を受賞。著書に『忘れ貝』(文藝春秋)、『砲台島』(早川書房)、『死の犬』(角川書店)、『蒼きテロルの翼』(祥伝社)、『上野(のがみ)の仔(がき)』(徳間文庫)など。

「2023年 『空襲の樹』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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