箸墓幻想 (徳間文庫)

著者 :
  • 徳間書店
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (480ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784198948016

作品紹介・あらすじ

邪馬台国研究の重鎮が殺され、卑弥呼の銅鏡が発掘された!?
長篇旅情ミステリー。
浅見光彦シリーズ。



邪馬台国畿内説のリーダーの一人で、畝傍考古学研究所の名誉顧問を務める小池拓郎が殺された。小池が暮らしていた當麻寺の塔頭の住職から捜査依頼を受けた浅見光彦は早速當麻寺を訪れ、住職の娘で女子大生の有里とともに、小池の足取りを追う。小池は、人に会う約束がある、といって発掘現場から徒歩で出かけたという。ちょうどその頃、箸墓に隣接するホケノ山古墳から銅鏡が発見されて考古学会は騒然となった。
小池の部屋に残されていた古い写真と一通の女性からの手紙を手掛かりに事件の真相を追う浅見がたどり着いた驚愕の真相とは? 傑作長篇!

感想・レビュー・書評

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  • しっかりと手順を踏んで話が進んでいくのでわかりやすい。
    ただ登場人物が多いので人物相関図を作って読むとわかりやすいかと思います。

  • 当時の考古学的成果を踏まえつつ古代のロマンを上手く使った作品だった。
    邪馬台国を巡る古代史のどうだったんだろうなぁっていうのは読みながら時折考えさせられそれも楽しかった。

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著者プロフィール

1934年東京都北区生まれ。1980年に自費出版した『死者の木霊』で衝撃的デビュー。主人公の信濃のコロンボこと竹村警部が活躍する作品に加え、1982年に刊行された『後鳥羽伝説殺人事件』で初登場した浅見光彦を主人公にしたミステリー作品は大ベストセラーに。映像化作品も多数。2018年逝去。

「2022年 『箸墓幻想』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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