作品紹介・あらすじ
殺されるなら、せめて死の恐怖を感じないくらい幼くなりたい――冤罪で国を追われ、樹海に捨てられた王子リシャール。
哀れに思った精霊の魔法で、少年から5歳児になってしまった! そんな彼を偶然拾ったのは、森で一人研究に勤しむ美
貌の魔導師ギスラン。「僕を弟子にしてくだしゃい!!」生き延びるため、身分を隠して懇願するリシャールは「ガキの子
育てなんか冗談じゃない」と拒絶され!?
感想・レビュー・書評
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最後の魔導師となり平和を守るよう師匠に言われ独り生きてきたギスラン
魔導師の血を継いだ第一王子として生まれながらも国を追放されたリシャール
樹海に置き去りにされたリシャールは不思議な力で幼い姿となり、樹海の動物たちの協力を得て、ギスランの元へ導かれる
ギスランが長い寿命と魔導師としての力を持っているせいか、性に対して奔放でヤリチンなのが笑え、ギスランにとっては最後の恋でもあるのでピュア感もあり、リシャールは恐怖を感じると幼子になるので背徳感もありコミカルでした。
小さいリシャールが『ちゅー』をねだる可愛さとエロさに悶えますわ。
双子妖精の会話も楽しいです。
yoco 先生のリシャールがとっても可愛いのです!!
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森に捨てられた王子様、魔法使い、妖精、ドラゴン。「ベタなファンタジー」ですよ。魔法によって赤ちゃん・幼児・少年・青年と大きさの変わってしまう元王子で魔法使いの弟子。人生酸いも甘いも噛み分けた魔法使いのマスター。ひっそりと魔法の修行をする中起こる火山の噴火と国同士の不穏な動き。
ファンタジー好きには堪らん❤️めっちゃ面白かった‼️yoco先生のイラストがまた、イメージぴったりで美しい。とってつけたような「BLのための舞台装置」としてのファンタジーではなく、世界があって、そこに色々な人たち生き物達が息づいている感じがすごく良かった。
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