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- Amazon.co.jp ・本 (269ページ)
- / ISBN・EAN: 9784199051913
作品紹介・あらすじ
京に都のある時代。鬼の首領・酒呑童子は倒され、その息子の夜叉丸と地獄丸の兄弟は、彼らの母・茨木とともに東国へと逃げ延びた。ある日、夜叉丸の前に鳥羽上皇の愛妾・玉藻前の差し向けた鴉法眼と名乗る僧が現われ争うが、敗れ、谷底へと転落してしまう。傷ついた夜叉丸は、椿という名の美しい村娘に助けられた。彼女の仲間たちと、日々を過ごすうちに…。大正の世に活躍する怪奇探偵・丑三進ノ助の秘密が明らかになる。
感想・レビュー・書評
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大正探偵怪奇譚第2巻。
丑三さんがまだ鬼で夜叉丸と呼ばれていた時代のお話。
大切な人を失う辛さは、人間も鬼も変わらなくて切なくて。
ただ一緒にいたかったという地獄丸の気持ちもわからなくはないのだけど。
とても切ないお話でした。 -
2巻は、過去のお話メイン。
1巻で出てきた敵キャラの紅蜘蛛少佐が、実は主人公君の弟さんで、昔は仲良かった兄弟が、何故今相容れない存在になってしまってるのか。
まだ妖が妖として暮らしていた時代の、主人公くん(鬼)の生い立ちと青春を描いている感じです。
もう、探偵とかは関係ない。一切。
でもわたしは、この巻が一番好きです。
この巻のお兄ちゃん(鬼)がダイスキです。
1巻の時からは考えられない・・・ていうか、最早別人。
このまま大正時代まで来てくれたら、1巻の時ももっと好きだったのにな。
女で人(鬼)は、ここまで変わるということなのか。
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