恐竜は哺乳類だった!: くつがえる科学の定説 (5次元文庫 あ 1-3)
- 徳間書店 (2008年7月8日発売)
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感想 : 2件
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- Amazon.co.jp ・本 (249ページ)
- / ISBN・EAN: 9784199060298
感想・レビュー・書評
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まず、恐竜とはどんな生物なのかを全く理解していない。この人にかかれば、翼竜も首長竜もモササウルスも、単弓類も、すべて恐竜になってしまうのである。
恐竜が哺乳類であるわけがない。有羊膜類は、初期に竜弓類と単弓類の2系統に分化した。後に竜弓類の系統から爬虫類が、単弓類の系統から哺乳類が生まれたからである。恐竜に温血のものが存在したとしても、それは哺乳類だからではなく、環境に適応して進化しただけである。恐竜の子孫である鳥類は立派に温血である。哺乳類だけが温血ではないのだ。
この作者は自らが所属する宗教団体を漫画の中で光の組織と呼び、悪の組織たる合衆国政府と対立する存在として描いてきた。2012年に行われている大統領選の共和党候補は、その宗教団体に所属している。もし、共和党候補が大統領選に勝利したら、悪の組織たる合衆国政府はどのように描かれるのか興味があるが(笑)詳細をみるコメント0件をすべて表示
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