ぼくらのへんたい 2 (リュウコミックス)

著者 :
  • 徳間書店
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本棚登録 : 418
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (162ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784199503207

感想・レビュー・書評

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  • 『へんたい』にはメタモルフォーゼの意味もあるみたいです。
    幼虫から成体になる蛹の季節。
    中身がドロドロのグチャグチャな状態。
    体の急激な変化に骨は軋み、心は歪む。
    思春期の戸惑いは誰にでも経験があります。
    より誇張した姿が『男の娘』なのかも。
    望まない体の変化。普通からはみ出してしまうことへの恐怖。
    悩ましいですね。

  • ユイ(亮介)は一見厳しいけど、優しくて周りをよく見ている。

    優しさから周りを見捨てられずに女装する男、
    女の子になりたくて女の子として扱ってほしくて女装する男、
    男として男に好かれたいけれどそれが叶わなくて女装する男、
    それぞれの事情はばらばらで、恋愛対象と恋愛プロセスもばらばらで、でも『男性が女装する』という共通項が三人を結ぶ。

    なんだか『放浪息子』を読み返したくなる。

  • どきどきした。
    何かどきどきした。

  • 本当に心にぐさぐさ突き刺さるストーリー。
    話の最後の方で例のシーンがありますが……あれ、すごくわかるんですよ。
    GID関連のことをよくわかっている作者さんだなと感心します。
    続けて3巻も買います。

  • 絵は可愛い

  • あ。同じような設定なのに異なる境遇のやつが。
    逃げてーー!!

  • 女装男子ものはほぼ読んでないけどふみふみこさんの語り口はやはり読ませるのがうまい。
    『女の穴』からのラインとして(性と生)の物語をどこまで描いていく作家さんになるのか期待してしまう。

  • みんな自分の気持ちを持てあましていて、読んでて不安になって非常によい。作品の作りが志村貴子の放浪息子ほど劇的でなく、情念の渦巻き方にふみふみこの描く女性性を感じて好感。

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著者プロフィール

「COMICリュウ」2011年3月号掲載『女の穴』でストーリーマンガデビュー。2011年9月に刊行された処女コミックス『女の穴』は各方面で反響を呼び、2014年に実写映画化された。「COMICリュウ」2012年5月号より『ぼくらのへんたい』連載開始。コミックス全10巻のヒット作となる。『ふつうのおんなのこにもどりたい』は【COMICリュウWEB】にて2021年3月より連載開始。現在も好評連載中。

「2023年 『ふつうのおんなのこにもどりたい(5)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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