- Amazon.co.jp ・マンガ (157ページ)
- / ISBN・EAN: 9784199504082
作品紹介・あらすじ
主人公は女装癖のある3人の中学生男子。純粋に女の子になりたい、まりか=青木裕太。死んだ姉の身代わりとして母親を慰めるために女装する、ユイ=木島亮介。幼少期のトラウマから男に求められるままに身体を許す、パロウ=田村修。3人は互いへの恋愛感情を意識するようになるが、それはすべて一方通行の片想い。切ないトライアングルが形成されてしまう…。6巻では「自らの性」への違和感に苦しむまりかが、ついにある決断を――…。
感想・レビュー・書評
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好きな先輩に求められるために女装するパロウ。
亡くなった姉になりきるために女装する唯。
本来の自分を保つために女装するまりか。
それぞれ事情を抱える三人の女装男子中学生。
三角関係や幼少期のトラウマ、思春期の厨二病、そしてジェンダーの問題。
胸がきゅうっとなるような、青春白書。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
タイトル通りまりかと良介が変体しだした巻ですね まりかも声変わりをきっかけに女の子として生きることを決意したし良介もはっちに母親のイカれた様を見られ女装の誤解が解けはっちの両親に病院につれられていきましたがこれで良介もユイから良介に戻ることが出来るのかな?と思いました。 3人の直接的な絡みは今回はなかったですが7巻を楽しみに待っていきます
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そりゃあかわいい方が読んでいて楽しいしかわいくなかったら買わなかったかもしれないんだけど
可愛いからこそ幼いうちは調子乗るから、物語にもなりやすいのかもしれないけども、
どうしても そりゃかわいいし って思ってしまうし、
やっぱりこういうことを抱えていると、成長に伴うあれやこれは、一つ必ずぶつかる大きな山なんだろうけど、
放浪息子と、ちがうんだけど、そうなんだけど
やっぱり既視感あるなって思ってしまって
最後のやつもなんかしてたな、みたいな、どうしても…
ということでまりかのパートは思えば一貫して苦手かもしれない
そしてりょーちんに幸せになって欲しいというのも毎度思うんだけど、
はっちのことはまだそこまで好きになれないけど、
りょーちんはどうか救われますようにと願ってしまいます
自分でどうにかするから!っていうくだりが
とても切なくてとても素敵だった
トモちはすっかりかわいい子ちゃんだ
ウザかった頃をうまく思い出せない -
主人公は女装癖のある3人の中学生男子。純粋に女の子になりたい、まりか=青木裕太。死んだ姉の身代わりとして母親を慰めるために女装する、ユイ=木島亮介。幼少期のトラウマから男に求められるままに身体を許す、パロウ=田村修。3人は互いへの恋愛感情を意識するようになるが、それはすべて一方通行の片想い。切ないトライアングルが形成されてしまう…。6巻では「自らの性」への違和感に苦しむまりかが、ついにある決断を――…。
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まりか(あえて男の名前で呼ばない)に大きな転機が。
決着…とまではいかないかもしれませんが、大きな大きな第一歩。
あと残る2人にはまだ問題が残っています。
でもそろそろ最終回が近いのかな…という印象。
終わったら寂しくなるなぁ。 -
悪気のない鈍感さに時々救われることがある。ズケズケと言われると悩むのがバカバカしくなってくる。気持ちに敏感な人の気遣いを鬱陶しく感じることがある。気持ちの探り合いが生む緊張感になんだか疲れてしまうのだ。
空気を読み合う日本社会で、あかねちゃんのような存在は貴重です。天然記念物です。健全にスクスクと育ち、周りの人を癒してほしい。
田村くんの心の闇にズカズカと踏み込んで、"変"だけど変態なのは悪いわけじゃないと気付かせてあげて欲しいですね。