ベビーリーフデイズ (リュウコミックス)

著者 :
  • 徳間書店
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784199504303

作品紹介・あらすじ

森に育てられた少年・棗と、彼を見つけた少年・椿。棗の体質は少し変わっていて、土や水から栄養を吸収する植物体質であった。
兄弟のように、お互いに支えあって生きてきた二人。
出会いから10年が経ち、高校生になった彼らの世界は広がって、新しい気持ちに気づく。
この感情は家族としてのもの?それとも……。
不器用な二人の少年のハートフルコメディ、スタート!

感想・レビュー・書評

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  • 森で野生化していた、土や水から栄養補給する植物体質の少年・棗を保護し、弟として植物として育てる同じ年の少年・椿の二人のハートフルコメディー。

    棗の恋愛対象は花。けれどお互いへの依存度が高く、はっきりしませんがBLともとれる内容になっています。出会いから10年が経ち、二人このままでいるのかどうするのか。
    高校生になった二人の夏至から冬至までの約半年が本編です。

    ビアンカは一話限りなんですが、各話終了後のおまけに『その頃ビアンカは~』みたいなひとコマがあって、それが結構好きです。主要人物がそれぞれ変人で、何かしらの性癖をテーマにしてそうなのも気になる……。

    春が来たらまた何かが変わりそうで気になるんですが、ここまでの二人の微妙で複雑な関係が魅力的な作品でした。
    もどかしくて★4。

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著者プロフィール

宮崎県生まれ。2009年、『ケータイ浪士』(柴咲ケン名義)が小学館「サンデー超」に掲載されデビュー。2011年、第2回『このマンガがすごい!』大賞で最優秀賞を受賞。受賞作を含めた連作を『小さいおじさんと、不機嫌な花子さん』としてまとめたものが初の単行本となる。以来、精力的に作品を発表し続けている。『今夜は昨日の星が降る』(宝島社)、『ヒトはイカにして滅んだのか?』(双葉社)を刊行。

「2015年 『ベビーリーフデイズ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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